京都先端科学大学

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International留学・国際交流

2018年度 引率教員レポート

更新日:2019年4月15日(月)
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2018年度ドイツ短期海外研修引率教員(健康医療学部 熊谷知実先生)によるレポート

(写真はクリックで大きくなります)

00.集合写真

 

1.ミュンヘン国際空港から、世界遺産の古都レーゲンスブルクへ

01.ミュンヘン中央駅

1.第4回目のドイツ研修がスタート:「8人で行ってきます」
研修地は、ドイツ南部バイエルン州にあるレーゲンスブルク。午前中は語学学校ホリツォンテでドイツ語を学び、午後や週末は日本語を学ぶドイツ人と交流したり、観光に出かけたりします。「ドイツで何をしたいのか」を4か月かけてじっくり話し合い、しっかり準備を整えてからの出発です。

02.ホテル

2.ミュンヘンのホテルで1泊:「日本のアニメが放送されてる」
関西国際空港からフィンランドを経由して約14時間、ミュンヘン国際空港に予定通り到着しました。この夜はミュンヘン中央駅前のホテルに宿泊します。ホテルの部屋に入ってテレビをつけると、日本の探偵アニメが放映されていました。翌朝の朝食は豪華で、特にパンの種類が多彩でおいしかったです。

03.新市庁舎

3.ミュンヘン市内観光:「地下鉄に乗って」
初日はミュンヘン市内観光をしながら、切符の買い方や電車の乗り方を学びます。ドイツの公共交通機関はグループチケットを買うとかなりお得になります。お金を出し合ってチケットを購入し、新市庁舎のあるマリエン広場まで地下鉄で移動しました。

04.レジデンツ

4.レジデンツ:「バイエルン王宮は金細工の巨大迷路」
マリエン広場のすぐそばには、200年の歴史をもつミュンヘン市民の台所ヴィクトアリエン市場があります。土曜午前の市場の賑わいをみてまわったあと、学生たちはバイエルン王宮レジデンツまで徒歩移動して入場しました。王宮にはかつての王族が暮らした豪華絢爛な広間、宝物館等があり、方向感覚を失うほど広大な空間でした。

05.女子アパート

5.レーゲンスブルクのアパート:「女子は歴史建造物の最上階」
午後からは、ミュンヘンから電車で1時間半のレーゲンスブルクに移動します。中世の町並が残る世界遺産の町で、学生たちは男女に分かれてアパートを2軒借り、2週間ルームシェアをしながら生活するのです。女子アパートは、旧市街中心部の路地奥にある歴史建造物の最上階でした。

06.男子アパート

6.レーゲンスブルクのアパート:「男子は庭付き一軒家」
男子アパートは、なんと庭付き一軒家でした。アパートには、寝室とキッチン、リビングルーム、バスルームがついています。学生たちはそれぞれのアパートで掃除洗濯をし、スーパーに買出しに出かけ、自炊生活を行いました。ゴミ出しルールを覚える必要もありました。

07.語学学校ホリツォンテ

7.午前中は語学学校の授業:「もちろんドイツ語だけ」
語学学校ホリツォンテは町の中心部にあり、学生たちはアパートから毎朝歩いて通いました。同じクラスには外国人もいて、最初からよくしゃべるクラスメートには強い刺激を受けました。担任の先生はもちろんドイツ語しか話しません。最初のうちは理解できなくて焦りましたが、次第にドイツ語だけの授業にも慣れていきました。宿題は毎日欠かさず出ました。
2.研修前半: ドイツ人と交流しよう

08.ギムナジウム集合

8.日本語を学ぶドイツ人と交流:「はじめまして」
語学学校にいるだけだと、ドイツ人と話す機会は限られます。そこで本研修は、語学学校が終わったあとに「日本語を学ぶドイツ人のクラス」を積極的に訪問し、ドイツ人と会話練習をする機会をつくりました。「とにかくドイツ人と話さなければならない」この時間の繰り返しが、学生たちに自信を与えたようです。

09.ギムナジウム授業

9.ギムナジウムで会話の練習:「お互いに初心者だけど」
中高一貫校のギムナジウムでは、合計3時間、日本語の授業に参加しました。若い日本語学習者と会話練習を繰り返し、ゲームやダンスを披露して、日本文化を紹介したのです。最近のドイツ人にとっては、日本=アニメなんですね。レアなTシャツを着るアニメ通を多く見かけました。

10.ギムナジウム着付け

10.着付け体験:「浴衣はカワイイ!」
毎年このギムナジウムでは、浴衣の着付けをしています。異国の民族衣装に初めて袖を通す体験に、高校生たちはみな大盛り上がりです。全員が着付けを終えたあとは、あっち向いてホイの勝ち抜き戦をして、優勝者に優勝賞品の浴衣がプレゼントされます。浴衣をめぐる戦いの間、教室のボルテージはさらにヒートアップします。

11.市民大学(VHS)

11.市民大学で会話の練習:「余裕がでてきたかな」
市民大学(VHS)では、仕事を終えた大人が夜間に日本語の学習に取り組んでいます。今回の研修では、この授業に計4回参加しました。数分ごとにメンバーチェンジしながら、自己紹介や日常会話の練習を繰り返していきます。同じ内容をこなすうちに少しずつ慣れていき、笑顔と余裕が見られるようになりました。

12.日独合同食事会

12.日独合同食事会:「ビールを飲みながら」
市民大学(VHS)の日本語学習者とは、合計2回の食事会をしました。ドイツの飲酒年齢は16歳から。日本の大学1回生でも飲めるわけです。ビールが入ると、教室ではできなかった立ち入った話題にまで入ることができました。この2回の食事会は、日独双方の参加者に非常に好評な企画でした。

13.地域病院(medbo)見学

13.レーゲンスブルク地域病院の見学:「ドイツの医療現場を体験」
看護学科の学生が、「レーゲンスブルク地域病院」の見学を行いました。神経リハビリ科では、入院患者の病状に合わせて4段階のリハビリ部門を設け、社会復帰に至るまでの手厚いサポートを行っています。案内役のドライリンク看護師長は、2時間かけて施設内を丁寧に説明してまわってくれました。日本人の学生は、何を見ても「ドイツは大きい」と感じるようです。

14. DJKでサッカー練習

14.地元サッカークラブの練習に参加:「また一緒に蹴りたい」
地元サッカークラブ「DJKレーゲンスブルク」の練習に男性有志が参加しました。基礎体力を養う練習から、ゲーム形式の練習まで、休憩なしにノンストップで2時間走りまくるドイツ人の体力には驚かされました。このチーム練習が気に入って、2週間の滞在中に計3回練習参加した学生もいました。

15.放課後ボウリング

15.ボウリング体験:「ドリンク&シューズがついて、2時間500円」
語学学校の企画で、ボウリング体験をしてきました。価格設定が日本より安くてびっくりです。そのせいか様々な年齢層の人が平日午後のゲームを楽しんでいて、ボウリング場は多くの人でにぎわっていました。2時間フルでプレイするので、筋肉痛も結構きますね。
3.研修後半: 公共交通機関をつかって、観光しよう

16.ノイシュヴァンシュタイン城

16.ノイシュヴァンシュタイン城:「遠かったけど、行ってよかった」
市外に出る場合は、目的別に様々なグループを組んで、グループチケットを利用していきます。最も遠くまで出かけたのは、ドイツ一番人気の観光名所「ノイシュヴァンシュタイン城」グループでしょう。彼らは朝5時代に町を出て、ミュンヘン中央駅前からバスツアーに参加しました。夜遅く戻ったときはさすがに疲れたようですが、アルプス山間に佇む白亜の城を見たときは全員が感銘を受けたとのことです。

17.バイエルン公式戦観戦

17.ブンデスリーガのサッカー観戦:「王者の勝利に酔った」
ブンデスリーガ王者バイエルン・ミュンヘンの公式試合を見に行った有志もいました。試合翌日、全員がこの服装で語学学校に来ましたから(頼んでいません)彼らの喜びが伝わるでしょうか。マインツ相手に6-0で大勝し、ハットトリックも出たゲームということで、最高の観戦日だったようです。

18.ニュルンベルク

18.ニュルンベルク訪問:「戦災から見事に復興した観光都市」
ニュルンベルクは、レーゲンスブルクから電車で1時間のところにある大きな観光都市です。クリスマスマーケットで有名な中央広場を見てから、老舗ソーセージ屋に入ってニュルンベルガーソーセージを食べました。レーゲンスブルガーソーセージに負けないくらいおいしかったです。

19.カルミュンツ

19.カルミュンツ訪問:「自然に囲まれた、美しい芸術家の村」
レーゲンスブルクからバスで1時間北に走ったところに、人口2700人のカルミュンツ村があります。山の古城とナーブ川を臨む、絵のように美しいこの小村には、カンディスキーをはじめとした芸術家集団が逗留したことがありました。全員で山上の古城に上がって、バイエルンの森の間に佇む美しい村の風景を気持ちよく見おろしました。

20.パッサウ

20.パッサウ訪問:「世界一の巨大パイプオルガンは大迫力」
レーゲンスブルクから電車で1時間半のところにある国境の町パッサウ。見どころは世界一の巨大パイプオルガンをもつ大聖堂と、ドナウ川、イン川、イルツ川という3本の河川の合流地点です。晴天に恵まれた平日午後、学生たちは河川に囲まれた小さな町の散歩を心ゆくまで楽しみました。
4.ドイツを食べつくそう

21.伝統的ドイツ食

21.伝統的な南ドイツ料理:「注文できたら、自信がついた」
日本にいるときからドイツ語のメニューを読む練習をして、どんな料理を食べたいかイメージし、話し合ってきました。その練習のかいあって、難しいメニューを読んで料理を注文し、食後に支払いすることはすぐにできるようになりました。ただしドイツのレストランは大皿の肉料理が多く、毎回の食事が胃袋の限界との戦いでした。

22.シュニッツェル

22.巨大シュニッツェル:「限界に挑戦」
恒例となった巨大シュニッツェルへの挑戦。山のようなポテトが肉の下に埋もれています。余ったらアルミに包んでもらって、持ち帰ることもできます。

23.ピザ

23.巨大ピザ:「安くて、おいしくて、とまらない」
巨大ピザも学生には大人気です。滞在中3回も同じ店に通った学生がいるとか。ピザはケバブと並んで、好んでよく食べられた軽食メニューでした。

24.甘味

24.甘味:「優しい甘さがクセになる」
ドイツはケーキがおいしいことでも有名です。南部にはダンプフヌーデルンというカスタードソースをたっぷりかけたフカフカの蒸しパン料理があり、学生たちはここでしか食べられない伝統の優しい甘味に舌鼓を打ちました。

25.お疲れ様

25.ドイツ研修を終えて:「交流を通じて、必要なことがわかった」
今年度のドイツ研修班は、疲労を感じたら途中休憩をはさみ、上手に2週間の日程をこなしたグループでした。ただしドイツ人と交流するときには、誰もが積極的に楽しく全力参加してくれました。海外体験で得られる一番の財産は、現地の人と語りあった記憶です。通じたこと、通じなかったこと、褒められたこと、怒られたこと。これらの体験は、自分に何が足りなかったのか、今後何を学んでいくべきか、考えるきっかけを与えてくれます。これからもたくさん学んで、またぜひ海外にチャレンジしてくださいね。
5.関連リンク

26.リンク

◆ 本年度研修参加者のコメント
ドイツ海外短期研修が終了しました(2019.3.25)
https://www.kuas.ac.jp/global/72277.html

◆ 第1回ドイツ研修(2015年度引率教員レポート)
https://www.kuas.ac.jp/outline/international/trip/regensburg/report
 
◆ 第2回ドイツ研修(2016年度引率教員レポート)
https://www.kuas.ac.jp/outline/international/trip/regensburg/report2016

◆ 第3回ドイツ研修(2017年度引率教員レポート)
https://www.kuas.ac.jp/outline/international/trip/regensburg/report2017