GCLプログラム

GCL(Global Communication and Leadership)プログラムの提供

寮生はGCLプログラムに参加して、コミュニケーション能力とリーダーシップ能力を身につけていきます。チーム制で楽しく実践します。最終的には英語で、①きちんと話す力②チームワークでプロジェクトを達成する力をつけることを目指します。

授業とは離れて自由な雰囲気の中で、様々な経験を持つ講師を大学内外から招き演習を行います。世界情勢を学び、プレゼン能力を高め、留学生と共同作業する内容となっており、就職活動にも役立つ充実した実践プログラムです。

※2023年度の実施方法については変更になる可能性があります。

GCLプログラムの趣旨・目的

GCLimage.jpg

京都先端科学大学は、社会に出て実践力のある人材を育成することを目指して、専門性・コミュニケーション能力・国際社会人基礎能力の3本柱を重視したカリキュラムを構成しました。国際学生寮太秦A棟では、寮における留学生も交えた環境をフルに活かして、その方針を更に強化するためにGCLプログラムを実施します。

GCLプログラムでは、論理的な思考を身につけ、英語で表現することを目標とします。

具体的には、下の2つの能力を、授業の外で、国際寮生活という貴重な体験を通して習得することを目指します。

  • 人前できちんと話す力=プレゼンテーション力=コミュニケーション能力
  • 社会の課題にチーム全体で取り組む→リーダーシップ能力

プログラムの構成

実践的なコミュニケーション能力を習得するためのCommunication Track(Cトラック) と、多様な文化的バックグラウンドを持つ留学生との共同作業を通じてリーダーシップ能力を養うLeadership Culture Track(Lトラック)の2つのトラックで構成されます。Cトラックはレクチャー形式とチーム演習の混合。Lトラックは学生主導でさまざまな企画を立案・実行してもらいます。

期間中はCトラックとLトラックが同時並行して進行します。レクチャーの内容は実践ノウハウ的なものや、社会問題や教養文化に関するものなど広範囲です。講師は学内にとどまらず、NPO、企業、他学の講師等広範囲になります。

 

これらのプログラムの企画・運営はRA(Resident Assistant)と学生チューターが行います。

※RAは寮に住み込んで寮生の指導に当たる教職員数名です。

<Communication Track> Cトラック

Cトラックでは、人気のTEDスピーチなど、最新の社会課題について英語で語る著名人の動画を題材に、少人数のグループに分かれて議論し、英語で発表してもらいます。リーダーシップ論なども取り上げます。原則、インタラクティブなレクチャーと演習で構成します。

<Leadership Track> Lトラック

寮の学生リーダーを務めてもらうチューターを中心に、学生主導でさまざまな異文化交流イベントを企画、実施します。RAも運営に協力します。

学生たちが協力してイベントを運営し、多様なリーダーシップを発揮することを期待します。週末に実施するケースもあります。

企画例:各国文化の学生プレゼンテーション、京都市内の視察、国際フードデー、映画ナイト、スポーツデーなど

いずれのトラックも、GCLプログラムの時間帯以外に、予習やリサーチ、意見交換が必要となります。