「日本人がよく間違える英語って、何ですか?」英会話の先生に聞いてみた

「日本人がよく間違える英語って、何ですか?」英会話の先生に聞いてみた

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こんにちは。ライターのカツセマサヒコです。

突然ですが、国外に逃げたくないですか。

みんな仕事しすぎ。勉強しすぎ。2週間くらい休みとって南国にいる白ビキニお姉さんとだらだら遊ばないとやってられません。完全なる萎えぽよな日々です。

でも、海外を満喫するには必要最低限な英会話ができないといけない。
でないとせっかくのバカンスも、渡航先でストレス抱えることになっちゃいますもんね。

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そこで今回は、京都学園大学内にある外国語を楽しめるコミュニケーションスペース「ことカフェ」の皆さんに協力いただいて、日本人が間違えやすい英語とか諸々を教えてもらうことにしました! イエーイ! ハワイは目前だぜーッ!

【お話する人】

古木圭子先生

古木圭子先生 
国際交流センターのセンター長。「学生がもっと手軽に英会話が学べたらいいな」という想いから「ことカフェ」を開設した。凛とした大人の女性。

ちなみに国際交流センターの取り組みを紹介した以前の記事は、コチラです。

ベン先生

ベン先生
オーストラリア出身。さまざまな大学で教えているダンディすぎる先生。

牧野先生

牧野先生 
自宅で英語教室を開き、主に幼稚園~小学生を相手に教えている。ことカフェや小学校などに訪問して授業を持つこともある。めちゃ優しい。

岡部拓実くん

岡部拓実くん
経済経営学部経済学科2回生。「ことカフェ」常連の学生。留学経験がないのにめちゃくちゃ英語を話せる。

二神久美さん

二神久美さん
人間文化学部心理学科4回生。「ことカフェ」を使って英語と中国語を交互に勉強するというストイック・ガール。

どんなことをやっているの?

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──今日はよろしくお願いします! 間違えやすい英語を教えていただく前に 、古木先生にお伺いしたいんですけど、「ことカフェ」ってどんなことをやってるんですか?

古木先生

好きなときに無料で利用できる英会話教室と思ってもらえれば、わかりやすいと思います。予約もできますが、名前に「カフェ」とあるように、基本的には好きなときに気軽に外国語を楽しめる環境を作っています。

──英語以外も話せるんですか?

古木先生

今日は英語の先生だけにお越しいただいていますが、韓国や中国からの留学生を講師として招いて、学生が韓国語・中国語の会話練習もできるようにしていますよ。

──具体的にはどんなレッスンをしているんですか?

牧野先生

先生によって異なります。わたしは最初の10分英語だけで話をして、その後5分間、日本語でのフィードバックをして1回としています。短い時間集中して英語を話すことで、スキルが身に付けばいいなと思っています。

ベン先生

僕は30分間ゆったり話せるようにしています。文語と口語の違いとかを教えるようにしていますね。

──時間の使い方もバラバラなんですね。

古木先生

そうですね。基本は30分1コマですが、担当の先生の工夫や学生の語学力に合わせて適宜かたちは変えられるようにしています。

ここが間違えやすいよ、日本人

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──ここからは満を持して「間違えやすい英語」を教えてもらいたいんですが、学生のおふたりは、ことカフェで習った独特の英語表現ってありますか?

二神さん

あります!挨拶に“How are you?”ってあるじゃないですか。

──はいはい、ありますね。

二神さん

フレンドリーになると“What’s up?(どうしたの?)”って言い方するときがあって。

──あ、たまに聞きますねそれ。言われるとめっちゃビクビクしちゃうやつだ。

二神さん

学校では習わなかったけど、日常会話だと頻繁に使うんですよね。それに対する返事って、わかりますか?

──え、いっつも“Hi~!”って笑顔でごまかしてました。

牧野先生

それ、会話になってない……(笑)

──だってわかんないんですもん!

牧野先生

よくある返事は“Nothing much(何もないよ~)”とか“Not much”とか。その後に“I just ○○(ただ○○してるだけ~)”って、続くパターンが多いかな。

──なるほどねー! そういうの。そういうのホント知らなすぎて焦ります。

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──岡部さんは何かここで学んだことありますか?

岡部くん

留学生と、“どうぶつの森(※)”の話になったんですよ。
※ニンテンドー3DS等で発売されている人気ゲーム。主人公は動物たちが暮らす村の住人となって、交流したり遊んだりできる。

──おお、ゲームの話を英語でするわけですね。

岡部くん

そうですそうです。「どうぶつの森」って日本のゲームなので、アメリカには生息していない動物も出てくるんですよ。

──たしかに。

岡部くん

たとえばですけど、「河童」って、そもそも実在しないですけど日本古来の妖怪じゃないですか。「どうぶつの森」で河童が出てくると、海外の人はわかんないんですよね。

──ああー、たしかに河童はわかんなさそうですね……。

岡部くん

強引に「Turtle(カメ)」とか言ったりするんですけど、そういった アメリカにはない文化とか動物とか英語で学べるので、プチ海外旅行みたいになってインパクト大きかったですねー。

──文化の差とかを話すのが一番楽しいところかもしれないですねー。

“I play with my friends”は幼稚すぎる……?

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──先生方は、何かありますか? 学生がよく間違える英語表現とか。

牧野先生

んー……カツセさんは、「友だちと遊ぶ」って、英語でなんて言いますか?

──え、“I play with my friends”とか。

牧野先生

それ、ちょっと子どもっぽい表現なんです。

──マ ジ で す か !

牧野先生

ある程度大人になったら、「遊ぶ」は“Hang out”を使うことが多いんですよ。これも口語表現ならではですけど。

ベン先生

「今日何するの?」って聞いたら“I hang out with my friends”が正解だね。

──なるほどー!!!

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ベン先生

「3日後に会いましょう」とかも、よく間違えない?

牧野先生

ああ、多いかもしれない。

──“Let’s meet after 3 days”とかじゃダメなんですか?

ベン先生

“after”を使いがちなんだけど、この場合、本当は“in”が正しいね。

──前置詞がわからなすぎる。

牧野先生

過去のある時点から「~の後」と言いたい場合は、“after”で正解なんです。でも、現時点から「~の後」と言いたい場合は、“in”が正解なんですよね。

ベン先生

「3日後に会いましょう」は現時点から未来に向けての約束なので、“in”が正解。

──わー、学校で習ったかもしれないけど、全く覚えてなかったです……。

牧野先生

雰囲気で読み取ってもらえることもありますけど、違和感を持たれることはあると思うので、できれば覚えたいですね。

「ほとんど」が「ギリギリ」になってしまう“almost”

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ベン先生

あとみんな、“almost(ほとんど)”の使い方、メッチャ間違えてる。

──(メッチャとか使うの可愛いな)

ベン先生

たとえば、「ほとんどの日本人はお寿司が好き”を“Almost Japanese people like Sushi. ”って言うの、どこが間違ってると思います?

──えっと……“almost”が文頭に来るのが違う……?

牧野先生

ああ、そうとも限らないんですよ。実は、“almost”は副詞だから、名詞を修飾できないので、“almost all Japanese people”と、副詞の“almost”の後に形容詞の“all”を持ってくるようにしたらいいんですけど、“all”を抜くと、英語として成り立たなくなっちゃうんです。

──あ、ムリムリムリムリ。「副詞」とか、拒否反応出ちゃう。

ベン先生

気軽に考えて!(笑)
もしも同じ意味で言いたいなら、“most Japanese people”になるね。

──なるほどー……。

ベン先生

あと、“I almost like Sushi.”みたいな使い方をすると、“almost”の意味が「ほとんど」から「ギリギリ」に変わって「ギリギリ寿司が好き」になっちゃう。意味すら真逆になっちゃうから、“almost”の使い方はメッチャ気をつけなきゃいけない。

──メッチャ勉強なる……気をつけます!

おわりに

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古木先生

「ことカフェ」の雰囲気、少しは伝わりました?

──はい! なんか勝手に勉強させてもらっちゃいました。

古木先生

口語表現って授業で教えるには限界があるから、「日常会話で使える英語」は、こういう場じゃないと習得が難しいんですよね。

──うんうん。

古木先生

でも企業が運営する英会話教室や海外留学は学生にはハードルが高かったりしますし、その敷居を少しでも下げられればと思っています。

──「無料」かつ「いつでも」っていうライトさが超いいですよね。30分以内っていうのも、正直学生にはちょうどいい気がしました。

古木先生

ありがとうございます。今でも利用者は増え続けていますが、さらに楽しめるように、いろいろ工夫はしていこうと思っています。

──講義以外で学べる場所があるのって魅力的だと思いました。応援しています!!

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ずっと「ことカフェ」に通っている岡部くん曰く、英会話はレベルアップした音が聞こえるときがあるそうです。異なる言語圏・文化圏にいる以上、外国の方の言葉を100%理解するのは難しいと思いますが、意思疎通ができたときの喜びは測り知れないもの。

オリンピックも迫ってきてグローバル化が加速する昨今、授業では得られないような「言葉の壁を越えた体験」ができる環境が整っていることは、とても価値が高いのではないかと思えました! とりあえず、僕もメッチャ英語話せるようになって南国でメッチャ優雅なバカンスをメッチャメッチャしたいです!!!!

ではまたっ!

カツセマサヒコ
カツセマサヒコ

下北沢のweb系編集プロダクション・プレスラボのライター。
書くこと、話すこと、企画することを中心に活動中。
最近『SNSポリスのSNS入門』(ダイヤモンド社)のコラムパートを執筆。
趣味はTwitterとスマホの充電。

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