【体験ゼミレポート】臨床心理士はどのような領域で活躍しているか。公認心理師とは何か

8月5日(土)・6日(日)に開催されたオープンキャンパス。 たくさんのイベントの中でも、幅広いテーマの講義や実験を体験できると好評な「体験ゼミ」。 今回は数あるテーマの中から、人文学部心理学科 久保克彦教授の「臨床心理士はどのような領域で活躍しているか。公認心理師とは何か」のレポートをお送りします!

臨床心理士と公認心理師は、何がどう違うのだろう。

高校生の皆さんがもっとも身近に出会う臨床心理士といえば、スクールカウンセラーでしょうか。直接相談をしたことはなくても、学校などで話を聞いたことがあるかもしれませんね。今回のゼミでは、心理学科の久保克彦教授が、臨床心理士の仕事について、また新たに始まる国家資格・公認心理師について、講義形式でわかりやすく解説しました。

臨床心理学とは「心の病」や「心の傷」とその癒やしに関する実践的学問。そして臨床心理士とは、臨床心理学の知識や技術を身に付けた専門家です。そんな臨床心理士の活躍の場は、さまざまな領域に広がります。最も多いのは医療・保健の領域。精神科や心療内科、小児科などの病院・クリニックなどです。しかし看護師の数が全国で100万人を超えるのに対し、臨床心理士は約3万3千人。病院で働くスタッフに占める人数が非常に少ないのは、臨床心理士が民間資格であることが大きな要因となっているそうで、この話はゼミ後半の公認心理師につながります。活動領域はほかに、スクールカウンセラーが属する教育領域、福祉領域、企業や公的機関で活動する産業・労働領域、家庭裁判所や警察などの司法・警察領域、開業領域、大学・研究領域などです。

臨床心理士が定着し、広く活躍する一方で、2017年9月に公認心理師法という法律が施行されると、公認心理師という国家資格が誕生します。民間資格である臨床心理士と活動領域は概ね一致するものの、資格取得までのプロセスが変わってくるとのこと。臨床心理士は指定された大学院修了が必須ですが、卒業学部の分野は問われません。一方の公認心理師は心理系学部でカリキュラムを学修したうえで大学院修了が必要になるそうです。

来年、大学に入学する高校生たちが、公認心理師資格取得をめざすカリキュラムの1期生となります。学部からしっかりと勉強することが必要で大変ですが、国家資格となれば病院やクリニックでの採用増加も期待されます。公認心理師の資格取得は明るい未来を拓くはずです。そんな言葉で体験ゼミを締めくくりました。

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