清瀬杯第54回全日本大学選抜準硬式野球大会に出場決定【準硬式野球部】
準硬式野球部は5月14日~6月11日(土)まで開催された、令和4年度関西地区大学予選トーナメント大会で、ベスト4に入り、清瀬杯第54回全日本大学選抜準硬式野球大会への出場権を獲得しました。
1回戦 兵庫教育大学戦 コールドゲームで勝利
1回戦は5月21日(土)にベイコム野球場にて兵庫教育大学との対戦。
大事な初戦で先発のマウンドにあがったのは、山﨑雅央投手(健康スポーツ学科 3年生)。
初回、先頭打者を三振に抑え、続く打者もしっかりと打ち取り、3者凡退で良い立ち上がりを見せる。その流れに乗った本学は直後の1回裏に四球と相手のエラーで作った2アウト一、二塁のチャンスに5番、田辺誠選手(健康スポーツ学科 4年生)が甘い球を見逃さず、レフトへのタイムリーを放ち、1点を先制する。
その後は、お互い得点することができず、迎えた4回裏の攻撃、先頭の呉川弘揮選手(健康スポーツ学科 3年生)が相手のエラーで出塁すると、続く1番の中山雄登選手(健康スポーツ学科 4年生)がレフトへヒットを放ち、一塁ランナーの呉川選手が一気に三塁へと進んだ。その後、すかさず中山選手が盗塁を決め、ノーアウト二、三塁とチャンスを広げ、迎えた2番の錦織士選手(健康スポーツ学科 4年生)はボール球を見極め、その6球目、相手捕手のエラーにより、呉川選手がホームインし、貴重な2点目をあげる。さらに錦織選手は7球目を振りぬき、センターへ犠牲フライを放って追加点をあげる。
ワンアウト、ランナーなしの場面で続く、3番の西原悠真選手(健康スポーツ学科 4年生)が内野安打でチャンスメイクし、続く4番の島田康樹選手(経済学科 3年生)はボール球を見極め、四球でランナーを進める。その後、相手投手の暴投で、ランナーがそれぞれ進塁し、チャンスで回ってきたのは初回に先制タイムリーを放った5番の田辺選手。2ボール、2ストライクから迎えた6球目、レフトへの犠牲フライを放ち、きっちりと追加点をあげる。
4-0と差を広げ、その後も打線が繋がり3点を追加し、7回までに7-0とし、コールドゲームで勝利した。先発の山﨑投手は最後まで投げ切り、1回戦を良い形で終えた。
準々決勝 兵庫県立大学姫路校戦 1⁻0で接戦制し、清瀬杯出場を決定
翌日、5月22日(日)久宝寺緑地球場にて行われた、兵庫県立大学姫路校との準々決勝では、エースの島本宥吾投手(健康スポーツ学科 4年生)が先発のマウンドを託された。この試合に勝利すれば、9月に行われる、清瀬杯第54回全日本大学選抜準硬式野球大会への出場が決定する。
島本投手は立ち上がりに、2番打者からヒットを放たれるも、後続を抑え、無難な立ち上がりを見せる。ここから投手戦のはじまりとなった。お互いにヒットは出るものの、残塁が続き、8回表まで両チームとも無得点で緊張感の続く試合となっていた。
この状況の中、先制をしたのは本学だった。8回裏、先頭の呉川選手がレフトへヒットを放ち出塁すると、続く1番の中山選手はきっちりと送りバントを決め、1アウト2塁と得点圏にランナーを置く。続く2番の錦織選手はライトフライに倒れてしまい、2アウトとなったものの、3番の西原選手が初球のボール球を見極めた後の2球目をライト前へ運び、2アウト1、3塁となった。この機を逃したくない本学は4番の島田選手の打順に期待がかかる。1球ボール球を見逃した直後の2球目、相手投手のワイルドピッチで3塁ランナーの呉川選手がホームインし、待望の1点を挙げた。その後、島田選手は凡退し、最終回を迎えた。
最終回も島本投手がマウンドへあがり、きっちりと3人で打ちとり、1⁻0でゲームセット。
島本投手の完封勝利で見事、清瀬杯第54回全日本大学選抜準硬式野球大会への出場を決め、関西地区トーナメントの準決勝へと駒を進めた。
準決勝の相手は京都産業大学となった。
※全日本大学準硬式野球選手権大会:全国24大学(関西地区から5大学選出)が出場し、8月に開催される。
※清瀬杯全日本大学選抜準硬式野球大会:全国16大学(関西地区から3大学選出)が出場し、9月に開催される。
準決勝 京都産業大学戦 3-8で敗戦
5月28日(土)に ベイコム野球場(尼崎市記念公園野球場)で行われた京都産業大学との準決勝は、準々決勝で完封勝利を収めた、島本投手が先発マウンドへあがった。この試合を勝てば、8月に行われる、第74回全日本大学準硬式野球選手権大会への出場が見えてくる。
島本投手の立ち上がり、先頭打者に四球を与え、試合開始早々にランナーを背負ってしまう。
初回から先制点を与えたくない島本投手だったが、2番打者に送りバントを決められ、1アウト2塁とチャンスを作られてしまい、続く3番は打ち取ったかに思われたがサードの悪送球により、先制を許してしまう。更にバッターランナーは一気に3塁まで進塁した。さらに4番には四球を献上し、5番打者の前に2アウトランナー1、3塁。悪い空気は断ち切れず、甘い球を痛打され、タイムリーツーベースを放たれ、2点目を与えた。続く6番は三振に抑えて、反撃に出たい本学であったが、5回までにヒット2本に抑えられ、チャンスをなかなか作れない。その間に、島本投手は2点を追加され、5回終了までに0-4とリードを与える苦しい展開となってしまう。
逆転を狙う本学は、6回に山本莉久選手(健康スポーツ学科 3年生)のタイムリー、8回に島田選手のタイムリーと、錦織選手の犠牲フライで3点を返すが、反撃もここまで。
相手打線に14安打を許し、3-8で敗戦となった。
ベスト4入りを果たしたことで清瀬杯第54回全日本大学選抜準硬式野球大会の第3代表での出場が決定し、開催の9月に向けて、さらにチームワークを磨き、全国の舞台で戦います。
引き続き応援のほど、よろしくお願いいたします。
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(スポーツ振興室 若野剛也)