海外渡航・帰国時の注意事項

渡航時の注意事項

1.渡航の前に注意する事

  • 渡航先の情報を収集しておきましょう。
    • 危険情報の入手(安全性について、必ず確認してください)
  • 感染症の流行状況、予防接種の要否の確認
    • 渡航先で流行している感染症について確認します。
    • 渡航先の国によっては予防接種や検査が義務付けられている場合があります。
    • 予防接種を受ける際は、実施している医療機関が限られていることが多く、事前の予約が必要です。余裕をもって早めに受けるようにしましょう。保健室ではトラベルクリニックのご紹介もできます。

 

海外安全情報サービス

<渡航情報に関する問合わせ>

外務省領事局 領事サービスセンター(海外安全相談班)

TEL:(代表)03-3580-3311
外務省の閉庁日を除く9時00分~12時30分、13時30分~17時00分

検疫所電話相談機関

大阪検疫所:TEL 06-6571-3522/平日9:00~17:00
関西空港検疫所:TEL 072-455-1283/平日8:30~12:00、13:00~17:15
神戸検疫所:TEL 078-672-9653/平日8:30~12:00、13:00~17:00

相談窓口

京都府健康福祉部健康対策課

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町
TEL:075-414-4742/平日9:00~17:00

所管の保健所

南丹保健所
住所:南丹市園部町小山東町藤ノ木21
TEL:0771-62-2979/平日 9:00~17:00

右京保健福祉センター
住所:京都市右京区太秦下刑部町12
TEL:075-861-2177/平日 9:00~17:00

2.主な予防接種の種類

病名 接種回数と間隔 有効期間の目安 備考
破傷風
  • 3~4週間隔で2回
    6~12ヶ月後に追加1回
約10年間 小学6年生頃、定期予防接種を受け、10年以内であれば1回の追加接種で可。
A型肝炎
  • 2~4週間あけて2回
約5年間 6ヶ月以上滞在する場合は、2回目接種から6ヶ月後に3回目を接種。
B型肝炎
  • 4週間あけて2回
  • 20~24週間後に3回目
5~10年間程度  
狂犬病
  • 4週間あけて2回
  • 6~12ヶ月後に3回目
免疫維持には1~2年に1回追加接種が必要 予防接種をしていても、感染動物に噛まれた場合には治療が必要なため、ただちに医療機関を受診してください。
日本脳炎
  • 1~4週間あけて2回
  • 1年後に3回目
4~5年間  
黄熱
  • 1回
10日目~10年間 通常の医療機関では接種できません。 最寄りの検疫所に問い合わせてください。

 

3.帰国後に注意すべきこと

  • 帰国時に発熱、咳、胃腸障害などの症状があれば入国の際に検疫所に申告してください。
  • 帰国後2か月程度は体調の変化に注意してください。
  • 帰国後体調に変化をきたした場合は、医療機関に連絡し対応について指示を受けてください。連絡する際は必ず渡航先や渡航期間を申告してください。
  • エボラ出血熱など、他者へ感染するおそれのある感染症に感染している可能性がある場合は、医療機関を受診する前に保健所に連絡し、指示に従ってください。

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