実習先企業: 株式会社SCREENホールディングス

実習生: 市川智宏さん(経営学科3年生)

市川さんは、CSR推進室で初の3ヶ月間の長期インターンシップ実習を行いました。

「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)」に関連する業務をはじめ、カーボンクレジットの調査と事業会社様への提案など、CSR推進室の部署の方々のサポートを受けながら、チャレンジが求められる業務を真摯に楽しみながら体験しました。最後には、同社取締役会長 垣内永次様への成果報告という貴重な経験もさせていただくことができました。

市川さんは、今回のアドバンスト・インターンシップ・プログラム(AIP)を通じた気づきと学びを次のように実感しています: 「このインターンシップを通して、国際的な取り組みや、世の中の動向に目を向けることは、将来に関心を向けているのと同じことなのだと感じました。今回のAIPを通して、先入観に囚われず、「今学んでいることも、これから先はどうなるのだろうか?」という視点を持ちながら幅広く社会に目を向けることが重要だと学びました」

(実習担当教員:神田正樹)

CSR推進室 福江 久美子 様

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市川さんにはインターンシップ期間中、CSR推進室で「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)」の提言に則った情報開示に関する業務に携わっていただきました。具体的には、関連する会議への参加のほか、アニュアルレポートや公式WEBの記事作成の補佐、社内向けの記事の作成が主だった業務でした。インターンシップ期間の後半には、得た知識を活かして、気候変動に関連したカーボンクレジットの調査と事業展開への提案を作成、事業会社の責任者に向けて事業提案をしていただきました。

 社外公開資料に関する実践的な取り組みに参加いただき、高いアウトプットを要求したため、記事作成を何度もやり直すことになりましたが、終始真摯に取り組んでいただきました。調査に関しては広範囲に渡って深堀りし、その知見が事業会社への提案にも反映されていました。

 学生時代の貴重な3か月間をSCREENで過ごされたことが、市川さんにとって実りある経験であったなら幸いです。今回のインターンシップではESGに関する取り組みを経験いただきましたが、企業としてはそれだけでは不十分で、事業としていかに収益を上げるかという視点も大変重要なポイントとなります。さらなる経験を積まれ、多角的に物事を判断できる人材として成長されることを期待しています。

 近い将来、市川さんがビジネスシーンで成功する姿がとても楽しみです。今後のご活躍をお祈りしています。

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