女性企業家講座井上 泰世氏:「感情のマネジメントは、経営の必須課題」

2018年06月05日

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株式会社ナースハート 代表取締役

井上 泰世氏

「感情のマネジメントは、経営の必須課題」

2018年6月5日(火)4限の「女性企業家講座~女性リーダーのキャリアデザイン」(京都太秦キャンパス)で、井上 泰世先生(株式会社ナースハート 代表取締役)にご講演いただきました。

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主な経歴等

1990年 神戸大学経営学部を卒業し、サントリー株式会社(現・サントリーホールディングス)に入社。
ワインセールス、生活文化研究、お客さま対応部門などを経て、
2002年 人材育成、能力開発の仕事に本格的に取り組むため、サントリーを退職
2003年 コーチとして独立
2012年 アンガーマネジメントの普及活動を開始
2016年 株式会社ナースハート 設立
主な資格:アンガーマネジメントコンサルタント、国際コーチ連盟(ICF) プロフェッショナル認定コーチ、シニア産業カウンセラー、2級キャリアコンサルティング技能士

井上泰世先生は、コーチングやカウンセリングで社会の元気をつくっておられます。2012年からは、アンガーマネジメントの分野でもご活躍されています。
まず、今のお仕事に就かれるまでのご経験についてお話しいただきました。大学での会計の勉強・就職活動・ワインセールス・お客様対応・子育てなどのご経験は、どれも今に活きているそうです。
次に、コーチングなどのお仕事をわかりやすく解説いただきました。
最後に、受講生に対して、将来ビジョンを描き納得したキャリア選択をすること、石の上にも三年、人と人とのコミュニケーションを大切にすることなどのアドバイスをいただきました。

※コーチングとは、相手のやる気を引き出し、自発的な行動を促すコミュニケーション・スキル。 アンガーマネジメントとは、怒りの感情と上手につきあうための心理トレーニング。

◆受講生の感想

  • 相手に伝えたはず、そんなつもりじゃないなど、自分の伝えたいことと違うことを相手が理解していることが多いので、これからは伝わるように伝える努力をする、相手が伝えたいとおりに受け取る努力を大切にしていこうと思った。
  • 「資格をとることはいいことだけど、その資格を取ってどう活用したいのかを想定していないといけない」というお話を聞いてもう一度自分のこらからと資格について考え直そうと思った。
  • コミュニケーションにおいて大切なのは、「聴く力」というのがとても印象に残った。相手が何を言いたいのかを、アイコンタクトやうなずきを通してしっかりと考え、理解することが重要なのだということを知れてよかった。
  • 感情のコントロールが組織の中で必要になってくるということがわかりました。理不尽なことを言われると、そこですぐにカッとくるんじゃなくて、落ち着いてまず考えることが大切だと思いました。感情は伝染するので、怒りを伝染させるのではなくて、喜びや明るい感情を伝染させていけたらいいなと思いました。

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