教員紹介

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吉川 節子 Setsuko Yoshikawa

学部・学科

職名

教授(契約)

学位

東京大学修士

所属学会

美術史学会,日仏美術学会,地中海学会,明治美術学会

専門分野 西洋美術史、比較芸術学、日本近代美術史
略歴

1975年 東京大学教養学部教養学科(フランスの社会と文化)卒業
1988年 東京大学大学院人文科学研究科博士課程(西洋美術史専攻)単位取得満期退学
1988年 武蔵大学講師(非常勤)
1991年4月~9月 オックスフォード大学研究員
2012年10月~12月 フランス国立美術史研究所(INHA:Institut national d’hisoire de l’art)研究員
2013年2月 フランス国立美術史研究所研究員
2014年2月 フランス国立美術史研究所研究員
2018年 京都学園大学教育開発センター契約教授

担当科目

西洋美術史AB、日欧比較芸術論AB、現代アート論AB

お問い合せ

yoshikawa.setsuko@kuas.ac.jp

研究内容

19世紀後半の印象派を中心に研究しています。近代化に向かって邁進したこの時代,社会は急速に変化し,都市の相貌も著しく変わりました。画家たちは近代化を描きとめようとし,ある画家は産業革命を体現する機関車を,ある画家はつかの間の余暇を楽しむ人々を描きました。人と人との希薄な関係 ― 近代人の疎外感にいち早く気付いた画家もいます。
近代とは何か?という問いに真摯に向き合った画家たちを研究対象として,美術作品から社会構造の変化を考えています。日本が急速に西欧化した明治・大正の画家たちにも関心は向かい,日本の近代化も大きな研究テーマです。

  • 「鴎外の明治20年代の美術論をめぐって―ゾラからの影響に関しての試論」,『日仏美術学会会報』1984年第4号.
  • 「マネと近代静物画」,『地中海学研究』1987年第10号.
  • 「マネと写真」,『美術史論叢』(東京大学文学部美術史研究室紀要)1988年第4号.
  • 「写真と絵画/マネのばあい」,『季刊:武蔵野美術』1990年第80号.
  • 「1874年のマネ」,『美術史の六つの断面(高階秀爾先生還暦記念論文集)』美術出版社、1992年.
  • 「第一回印象派展再考」,『アステイオン』1995年夏号.
  • “The First Impressionist Exhibition and the Salon,”Mediterraneus, XVIII 1995.
  • 「グレヴィ政権下のサロン―モネそして五姓田義松の場合」,『鹿島美術研究』1999年 年報第16号別冊.
  • 「第一次世界大戦下のドガ・セール」,『美術フォーラム21』2002年第7号.
  • “The Acceptance of Foreign Artists in the 1881 Salon,”The Journal of Human and Cultural Sciences, vol.XXXV No.1, The Society for the Human and Cultural Sciences in Musashi University, 2003.
  • 『奇跡のクラーク・コレクション――ルノワールとフランス絵画の傑作展』監修,三菱一号館美術館 2013年.
  • 「黒田と鴎外―若き日の交流―」、『森鴎外記念会通信』194号、2016年.
  • 「“ワシントン・ナショナル・ギャラリー展~アメリカ合衆国が誇る印象派コレクションから”展評」,『三菱一号館美術館 研究紀要』第3号,2017年.
研究キーワード 西洋美術史、日本近代美術史、異文化コミュニケーション

著書

  1. (単著)巴里・印象派・日本 "開拓者"たちの真実,日本経済新聞社,2005年4月29日
  2. (共著)印象派の魅力―THE GREAT HISTORY OF ART,同朋舎出版,1996年8月1日
  3. (単著)印象派の誕生―マネとモネ (中公新書),中央公論新社,2010年4月1日
  4. (共訳)ロマン派,中央公論社,1990年7月1日
  5. (単訳)ホイッスラー (アート・ライブラリー) ,西村書店,1997年9月1日

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