教員紹介
学位 | 博士(教育学) 京都大学 |
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所属学会 | 日本比較教育学会、日本制度学会、日本ラテンアメリカ学会、関西教育行政学会 |
専門分野 | 比較教育学 |
略歴 | 京都大学地域連携教育研究推進センター 特定助教 |
担当科目 | 教育原論、教育制度論、教育実習A、教育実習B、教育実習事前指導Ⅰ |
研究内容
ブラジルの公教育には、教員、職員、保護者、児童生徒が一人一票を投じて校長を選ぶ「校長直接選挙」という制度があります。この校長直接選挙について、現地調査をおこないながら研究しています。
研究キーワード | 教育、ブラジル、校長採用制度、学校・家庭・地域社会の連携 |
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著書
- 田村徳子『ブラジルの校長直接選挙:教職員と保護者と児童生徒みんなで校長を選ぶことの意味』東信堂、2020年。
- 田村徳子「ブラジルの教育」杉本均・南部広孝(編著)『比較教育学原論』協同出版、2019年、pp.297-303。
- 田村徳子「グアテマラにおけるコミュニティ運営学校の展開と終焉の制度的要因」近藤孝弘・中矢礼美 ・西野節男 (編集)『リーディングス比較教育学 地域研究 : 多様性の教育学へ』東信堂、2018年、pp.259-277。
- 田村徳子「(コラム4)Cram Schools (Juku) 」関西教育行政学会(編)『Educational System and its Administration in Japan(日本の教育制度と教育行政)』東信堂、2018年、p.75。
メッセージ
私たちは自分が受けてきた教育を「普通」の教育と捉えています。しかし、それは本当に「普通」なのでしょうか?もしかするととても「特別」な教育なのかもしれません。教育の魅力や課題を理解するには、自分の経験を越えた教育を知る必要があります。ぜひ、過去から現在に至る世界の様々な教育を通して、教育の可能性を考えていきましょう。