京都先端科学大学

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平成26年度 第5回FD研修会

更新日:2017年4月4日(火)
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平成26年12月17日(水)に第5回全学FD研修会を開催しました。

テーマ:
『大学院のFD活動の取り組み』
報告者:
法学研究科 小野里光広 先生
バイオ環境研究科 松原守 先生
小野里光広 先生

法学研究科 小野里光広 先生

松原守 先生

バイオ環境研究科 松原守 先生

今回の全学FD研修会では、本学の大学院におけるFD活動の取り組みについて報告がありました。

報告の概要は以下のとおりです。

【法学研究科】

  • 例年、在籍者のほぼ全員が「税理士コース」への入学者であり、税理士試験免除となるレベルの修士論文作成が最大の眼目である。
  • 税理士事務所勤務等の社会人が多く、法学未修者比率も高いため、これに対応した教育や配慮が必要である。
  • 「法情報処理(法学部以外の学部出身者が、法学の修士論文を作成するに際して必要となるスキルの修得を目指す科目)」については、社会人院生が仕事との関係で必ずしも履修していない現状がある。
  • 「大学院要項」に明記している「研究・指導スケジュール」を明確化したことによって、論文指導のマイルストーンとして機能している。
  • 今後の課題としては、入学前教育の充実、副指導教員の指導が有効に働いているかの組織的検証、判例分析手法の修得に係わる教育方法についての情報共有とその教育方法の深化の検討、などがある。

【バイオ環境研究科】

  • 専門基礎科目は、複眼的思考を養うため、異なる領域からそれぞれ2科目以上を選択するようになっている。異分野の院生同士で議論できるなどのメリットがあるが、異なる領域の学生には基礎的な内容から教えなければならない等のデメリットもある。
  • 研究指導教員は、主研究指導教員の他に、副研究指導教員として同じ領域の異なる系と、異なる領域に所属する教員2名が担当しているが、主研究指導教員による助言、指導がメインになり、副指導教員は助言をしにくいのが現状である。
  • 科学英語、知的財産などの関連科目が充実しており、外部の専門性の高い非常勤講師から実践的かつ最先端の話が聞ける。
  • 学期ごとに1回「大学院生専門情報交換会」を実施しており、異分野間の院生同士の自由な討論を通じて、ディスカッション能力養うとともに、異分野の考え方を主体的に取り入れる訓練を行っている。
  • 大学院生にアンケート調査を行ったところ、教育研究環境にほぼ満足している学生がいる一方で、落ち着ける場所や研究設備・制度に不満を持っている学生もいること等がわかった。
  • 今後の方向性としては、修士・博士に相当する学力をつけさせる工夫や、学部の基礎教育の改善、研究設備の充実、進路指導の徹底化や、他学部・他研究科との協同などを考え、今以上に存在価値のあるバイオ環境研究科を目指す。

質疑応答の際には、活発な意見交換が行われ、大変有意義なFD研修会となりました。