教員紹介
学位 | 博士(工学) 京都大学 |
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所属学会 | 計測自動制御学会、人工知能学会、日本機械学会、ヒューマンインタフェース学会 |
専門分野 | システムデザイン、システム工学、機械工学 |
略歴 | 岡山大学工学部(後に大学院自然科学研究科)助手 |
担当科目 | スタートアップゼミA |
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研究内容
システムをデザイン(設計)する方法を研究しています。効率化や自動化だけに盲進するのではなく、人の手間(人からシステムに向ける作用)に意義があるシステムを「不便益システム」と名付け、そのデザイン方法論の構築を目指しています。計測自動制御学会論文賞(1991、2003、2013)ヒューマンインタフェース学会論文賞(2010、2018)自動車技術会論文賞(2014)受賞。
研究キーワード | システムデザイン、設計工学、不便益 |
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著書
- 不便から生まれるデザイン: 工学に活かす常識を超えた発想,化学同人,2011,単著
- 不便益という発想〜ごめんなさい、もしあなたがちょっとでも 行き詰まりを感じているなら、 不便をとり入れてみてはどうですか?,インプレス,2017,単著
- 不便益:手間をかけるシステムのデザイン,近代科学社,2017,共著
- 不便益のススメ: 新しいデザインを求めて,岩波ジュニア新書,2019,単著
メッセージ
私も学生時代は工学部で機械工学を学びました。人工知能(AI)の第二次ブームの最中、機械の設計をAIで自動化したい、というのが始まりです。それがいつしか、AIよりも人の設計(デザイン)活動の方に興味が移り、新しい物事を人が発想すること、クリエイティブな人を育てることが、目下の関心事になっています。