インターンシップ(正課)2019年実施まとめ
【1】KUAS Global Internship 2019(協賛:日本電産株式会社)
今年初開催!
2019年の夏休み、本学8名の学生がKUAS Global Internship 2019へ参加しました。本プログラムは世界で活躍する人材を目指し、その気付きや学びを得る事を目的としています。
実習先はアメリカ、オランダ、シンガポール+タイ、シンガポール+ベトナムの5カ国4コース、日本電産(株)協賛の下で実施されました。
2週間という限られた時間の中で、学生達はメーカーとは何か、会社とは何か、海外で働くとはどういう事かを学びました。プログラムでは会社への全体理解を深めるレクチャーを始め、サポートという立場で実際のビジネスに関わらせて貰う等、大変貴重な経験をさせて頂きました。
参加学生からのメッセージ(KUAS Global Internship 2019 シンガポール+ベトナムコース)
学生と社会人のギャップは、学校の勉強が出来たからと言って無くなることはないと思います。それは、社会のマナーであったり、仕事の進め方であったりと、常に自分の持つ実力・能力を多方面から発揮していかなければなりません。失敗しても、今までみたいに学校が守ってくれる訳ではありません。
これからは今まで以上に技術が進歩し、変化は目まぐるしくなります。いずれ関わらなくてはならない「世界」を学生の内に体験する事で、ビジネス世界での生き残り方が見えてくると思います。受験の際に志望校の過去問研究やオープンキャンパスに参加したように、まずは自分で体験・分析することが大事だと考えます。
KUASは、日本電産(株)の永守会長が理事長であるという珍しい大学です。日本電産(株)のインターンシップに参加できるのは非常に貴重なので、KUASの学生として、他の大学には無い利点を有効活用し、第1ステップとして是非インターンシップへ参加してほしいと思います。
(人文学部 歴史文化学科 2年生 古谷 涼さん)
【2】国内インターンシップ(協賛:京都を中心に約40社の企業・団体様)
受入プログラムが拡大!
海外インターンシップと同時期に、約60名の学生が約2週間の国内インターンシップに参加しました。民間企業を始め、行政や非営利団体等、多種多様な企業・団体様にご協力頂き、受入をして頂きました。本年より受入企業数が増え、学生にとってチャレンジングな環境になっています。
参加学生からのメッセージ(国内インターンシップ 株式会社京都銀行様)
就職活動に対して、何から始めたら良いかわからなかったので、初めの第一歩になると良いなと思い、インターンシップへの参加を決めました。学校の主催であるため、参加するのに不安はありませんでした。
私は、過去に部活動でキャプテンを務めていたことから、責任感のある役割にやりがいを感じます。お金に関わる仕事は責任感が大きく、仕事のやりがいにつながると思い、銀行を希望しました。
働くことは自分のためであるという考えでしたが、実習を通じて、お客様第一である考えを実感し、自分はお客様のために何が出来るか等、仕事を選ぶ時の軸が“自分”ではなく“お客様”になりました。また、良いサービスを提供するためには自分自身が常に成長していく必要があると感じました。銀行では資格等の勉強が必要だと改めて実感しました。
インターンシップに参加することで、インターネットでは得られない情報がたくさん得られると思います。また、働くことについてのイメージが湧きやすくなると思います。就職活動に少しでも自信をつけるために参加することをお勧めします。
(経済経営学部 経営学科 4年生 井上 京さん)
【3】成果報告会
新しい取組み!双方向コミュニケーション×オープン形式
新しい取組みとして、学生が発表内容に関するフィードバックをその場で得る双方向コミュニケーション形式で実施しました。参加学生にとっては、受入企業・団体様、及び、学長から直接フィードバックを受ける等、大変貴重な機会となりました。
インターンシップ参加学生に加えて、受入企業・団体様、本学教職員、インターンシップに興味を持つ在学生を参加者として迎えるオープン形式のイベントとし、全学で力を入れて開催した結果、総勢100名を超える大きなイベントとなりました。
今年より、経済経営学部 特化型プログラムの「Advanced Internship Program(以下AIP)」の成果発表会も合同で開催しました。AIPは経済経営学部の学生が地元・京都の企業で、約3カ月間 本格的な就業体験を通じて企業実務を学ぶプログラムです。
発表では実習で身につけた挨拶・礼儀作法、報連相等、「当たり前の事を当たり前に行う大切さ」(社会人基礎力)への気づきに加えて、それぞれが将来のビジョンを自由に表現していました。
【4】オープンキャンパスでの成果発表
海外インターンシップ生が発表
オープンキャンパスでは、海外インターンシップへ参加した2名の学生が「英語」で成果発表を行いました。テレビ局の取材カメラが入る等、緊張する環境であるにも関わらず、沢山の保護者や高校生を目の前に、堂々と英語で発表を行いました。