京都先端科学大学

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2017年度 第5回FD研修会

更新日:2017年10月4日(水)
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『学習効果測定の結果報告について』

    日 時:2017年9月29日(金)京都太秦キャンパス
 講 師:健康医療学部 西田直子 先生
     教育開発センター 神原歩 先生
     教育開発センター 湯口恭子 先生

 

今回の研修会では、昨年度に本学の「学習効果測定研究支援金(各科目における学習効果の測定と成績評価の研究のための支援金)」事業に採択された3名の先生方より、研究の成果を報告していただきました。

それぞれの報告概要は以下のとおりです。

健康医療学部 西田直子 先生

「看護体験実習における教育効果が「人間力」に与える影響」

・本科目の効果測定用に「人間力教育評価票」を作成し、看護体験の臨地実習前と後に実施したところ、6つの要素(コミュニケーション力、協働力、適応力、行動力、課題発見力、論理的思考力)すべてにおいて数値の上昇が見られ、教育効果を確認することができた。

教育開発センター 神原歩 先生

「初年次教育科目「キャリアデザインA」が大学生活への初期適応に及ぼす効果の検討」

・本科目において、独自の調査票を作成し、第1回と第15回授業で実施した結果、教育目標3点「目的意識」「コミュニケーション(聴く・伝える)」「協働への肯定的理解」全ての観点において受講後に向上が見られ、これらの効果は出席回数の多い学生において顕著に認められた。また、上記の3点の意識変容は大学生の適応感に概ねプラスの影響を与えていた。

教育開発センター 湯口恭子 先生

「キャリア教育としてのアクティブラーニング型授業による教育効果と課題

 -コミュニケーションスキルと対人マナーに関する自信の測定-」

・本科目において、独自の調査票を作成し、第1回と第15回授業で実施した結果、基本マナーへの自信については全体的に数値が上昇しており、教育効果を確認できた。しかし、受講動機別に見た場合、単位取得や居心地を重視した学生は、興味関心を持って受講した学生と比較して上級マナーへの自信や自己表現の数値が低いため、高いスキルアップを期待する場合は、受講動機を高める必要性があることがわかった。

今回の研修会では、それぞれ異なった教育効果の測定方法や、その結果を報告していただいたことで、受講動機を高める施策の必要性など、今後の課題の共有ができました。また、他科目での教育効果測定方法の検討にもつながる有意義な研修会となりました。