経済経営学部 田中秀樹准教授が「人材育成学会 奨励賞」を受賞

2018年12月17日メディア

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このたび、経済経営学部経営学科の田中秀樹准教授が、2018年12月9日に開催された人材育成学会第16回年次大会総会において、人材育成学会より「人材育成学会 奨励賞」を受賞しました。

受賞の対象になった研究は、「研究開発・技術者のワーク・エンゲージメントと積極的職務行動についての研究」というタイトルで、研究開発者・技術者のワーク・エンゲージメント(働くことにエンゲージしている状態)とその効果に焦点を当てたものです。

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1000名を超える研究開発者・技術者を対象にした調査・分析から、企業が計画的な人材育成を行うことがワーク・エンゲージメントに正の影響を与えることや、ワーク・エンゲージメントと計画的人材育成の実践度合いが積極的な職務行動に正の影響を与えること、一方で労働時間が長い場合はそれらの職務行動に負の影響を与えることを明らかにしました。

今回の受賞に際し、田中准教授は「研究開発者や技術者のワーク・エンゲージメント(=働きがいを感じている状態)を向上させるために企業が行うべき施策に関して、研究を進めてきた成果が認められて光栄です。2020年度には本学に工学部・工学研究科(設置構想中)が開設される予定もあり、今回の受賞をきっかけに、研究開発者・技術者に関する研究にさらに邁進していきたいと考えています」と語りました。

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