【バイオ環境デザイン学科】「都市環境診断学」のフィールドワークを実施しました

2018年12月19日トピックス

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バイオ環境学部バイオ環境デザイン学科では、2018年12月8日、都市環境診断学のフィールドワーク(京都学園大学父母の会支援)において、京都府福知山市大江地区毛原集落を訪れました。毛原集落は現在人口27名で過疎の村ですが、日本の棚田百選にも選ばれている風光明媚なところです。数年前から村おこしをスタートさせ、地域通貨制度、棚田オーナー制度、稲刈り体験会、京都モデルフォレスト運動、京都モデルファーム運動など、さまざまなアイデアや工夫を通じて、地域の活性化に取り組んでいる集落です。

フィールドワーク当日は、よい天気に恵まれました。集落内を1時間半ほど散策し、ガイドをしてくださった集落の櫻井さんと水口さんから、「ここは小さい頃、三角ベースで野球をしたところ」、「この道は元普甲道(もとふこうみち)と言って、参勤交代で大名が通過したところ」などと詳しく案内していただきました。お二人が熱心に楽しそうに、自分たちの故郷への思いを語る姿が印象的で、地元愛を受け止めることができました。
毛原地区にある毛原住民憲章には、むやみな成長は求めず、適正規模を維持していく中で、これから1000年続く村づくりをしていこうということが掲げられており、まさに限界集落への挑戦を感じることができました。集落のあっちこっちに分散している地域資源と暮らしとのつながりも分かり、これからの卒業研究のヒントにもなったのではないかと思います。

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