【健康スポーツ学科ニュース】 ミズノ株式会社に聞くスポーツマネジメント-健康スポーツ学科実践プロジェクトA-

2019年07月03日トピックス

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2019年6月19日(水)健康スポーツ学科マネジメントコースの「実践プロジェクトA」において、ミズノ株式会社(グローバルアパレルプロダクト本部)の白石 篤史 氏から、「スポーツウエア開発のテクノロジーと実践」についてご講話をいただきました。

ミズノ株式会社の「より良いスポーツ品とスポーツ振興を通じて会社に貢献する」という経営理念のもとに展開されてきた事業の歴史から、現在どのように製品が作られ、販売されているかの具体的事例や、今後の企業方針、目指すものについて具体的な事例や数字をもとに説明していただきました。

2020東京オリンピック・パラリンピックが近付く現在、スポーツ用品メーカーとして、どのような取り組みを行っているかを説明いただきながら、大学で学ぶ専門科目の内容が、実際にどのように世の中で実践されているのかについての気づきを得ることができました。

また、ウエアの開発までの過程について、素材やその素材の持つ特性の側面と、バイオメカニクスの観点からの動作アシストについての設計的側面から、説明をしていただきました。機能性、耐久性、デザインを考え、研究データとともに設計・開発が行われているというお話を聞く中で、一つの製品に、いかに様々な分野や人々が関わり、多くの意図が組まれているかということも改めて実感することができました。同時に、今後大学で何を学ぶことが、トップアスリートやあらゆるスポーツ実施者の商品開発や販売に携わっていくことができるかを考える貴重な機会となりました。

さらに、スポーツウエアや他産業の今後の展望についてもお話いただき、「スポーツをする人」という対象を広げていくことによって、様々な方へスポーツテクノロジーを提供することができ、これにより、人々がさらに幸せになるということを説明いただくことで、スポーツを学ぶ学生として、この学生生活や、社会に出た際に何を意識しながら過ごしていくべきかを考えるきっかけとなりました。

白石 篤史 氏

ミズノ株式会社 グローバルアパレルプロダクト本部 材料開発課

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(健康医療学部健康スポーツ学科  講師 足立名津美)

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