【健康スポーツ学科ニュース】 シドニー・北京パラリンピック日本代表チームの監督・コーチから学ぶ車椅子バスケットボール

2019年08月01日トピックス

2019年7月2日、健康スポーツ学科の障がい者スポーツレクリエーション実習において、シドニー・北京パラリンピックで、男女の日本代表チームの監督・コーチを務められていた坂野晴男先生と、車椅子バスケットボールチーム京都UPS所属の山本英嗣さん、東 武志さんにお越しいただき、車椅子バスケットボールを京都亀岡キャンパスで行いました。ゲーム中に使う車椅子の基本的な操作、車椅子でのボールの扱い方、拾い上げ方やドリブルの仕方、シュート、パス、2メン、DFでは効果的な車椅子の操作方法、ターンの仕方と、次第にゲーム場面を想定した動きを学びました。ゲームでは、センスの良いパスを通したり、ノーマークでシュートをねらったりと、さすが健スポの学生たち!と思える場面がたくさんありました。

ゲームの後、坂野先生から、障がいの程度に応じてのポイントについて、チームのポイントに合わせた交代、選手の選抜、国際大会でのエピソードなどをご講義いただきました。

最後に、車椅子バスケットボールのプレイヤーである東さん、山本さんから、車椅子生活に至った経緯や、障がいを受容されてきた時の人との繋がり、スポーツを通した心情の変化や社会復帰へのリアルな体験を丁寧にお話いただき、スポーツがもつ力や、スポーツを通した仲間の存在の大きさを教わりました。その優しく明るい表情の奥に、強い信念と思いを感じ、学生たちには大きな刺激と学びをいただきました。

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(健康医療学部健康スポーツ学科 教授 青木好子)

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