【健康スポーツ学科ニュース】台湾国立体育大学の学生とスポーツを通した国際交流

2019年08月02日トピックス

2019年7月18日 台湾から国立体育大学の学生16名とchen教授が京都先端科学大学(京都亀岡キャンパス)に来校しました。京都亀岡キャンパスのセミナーハウスに3泊4日滞在し、本学健康スポーツ学科の学生とともに施設見学、実技や講義の体験、京都散策に出かけ、交流を行いました。

1日目

2019年7月18日に行われたウェルカムパーティーでは、9月(2日〜5日)に台湾の国立体育大学を訪問する予定である、健康スポーツ学科の学生6名が食事をしながら積極的に英語を用いて交流を行い、お互いの文化やスポーツ経験などを知る有意義な時間となりました。

2日目

19日は、三宅教授による健康スポーツレクリエーション実習の授業に国立体育大学の学生も参加し、交流を行いました。レクリエーション実習では、ウェルネススポーツ吹矢協会の講師を迎え、柔道場で台湾学生と健康スポーツ学科生と一緒にスポーツ吹矢を体験するといった個人スポーツに加え、インディアカ(羽根の付いたボールを手を使い、バレーボールのように打ち合うスポーツ)など集団コミュニケーションを必要とする競技を行い、スポーツを通して親交を深めました。

その後、体育館講義室において、わが国の生涯スポーツ振興の概要とスポーツツーリズムについて三宅教授が講義を行いました。具体的には、生涯スポーツを実施することで得られる心身の健康や社会的ネットワークの拡大、特に人と人、地域と地域との交流を促進し、地域の一体感や活力を醸成し、地域社会の再生に寄与することを学びました。さらに、現在三宅教授のゼミ活動でも実施している、亀岡市フォトロゲイニング (地域のチェックポイントを回りながら得点を集め、記録や写真を撮影する)についても説明があり、文化や住んでいる環境、国は異なるものの、身体活動や運動を生涯行なっていくにあたり、いかに楽しみながら行うかということを考える機会となりました。

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3日目

20日は、健康スポーツ学科の4年生が観光案内しながら京都散策(嵐山、八坂神社)に出かけ、夕方からは京都サンガF.C.の試合を観戦しました。

嵐山では渡月橋や竹林を歩き、お昼に河原町に移動し全員でお好み焼きを食べました。終始会話が絶えず、大喜びで全部の食事するもの全てに興味を持ち、案内をする学生も英語を用いて日本文化を説明する難しさを体感し、今後の英語学習に対するモチベーションの向上にも繋がる時間となりました。

その後、八坂神社に向かい、日本の文化を体験した後は、西京極のスタジアムに向かい、スタジアム周辺の屋台で夜飯を買い、京都サンガF.C.の試合を観戦しました。昼間の京都散策で疲労感も見えましたが、京都サンガがシュートを入れるたびに、チームの旗を振って楽しんでいる様子が見受けられ、スポーツが国籍を問わず人を笑顔にする力も持っていることを実感する瞬間でした。

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(健康医療学部健康スポーツ学科 准教授 満石寿)

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