【健康スポーツ学科ニュース】2019海外研修 in 台湾

2019年09月10日トピックス

本研修の目的は、2019年9月2日〜9月5日(3泊4日)の滞在期間において、スポーツを介した国際交流や語学研修に留まらず、海外での短期研修を通して、その国の歴史、文化、経済など多様な価値観を実感し、国際教養を身につけることでした。

1日目:2019年9月2日

台湾・国立體育大学(以下、NTSU)に到着後、NTSUの交流センタースタッフ、学生と共に野球場、サッカー場、陸上競技場、アーチェリー場、体育館などとても敷地が広く、施設の規模も日本とは比べ物にならないくらいの学内をサイクリングしながら見学しました。特に、体育館は2万人収容できる大きさで、ユニバーシアード大会やコンサートなど大学の授業以外でも多くのイベントで使用されるため、既に9月の予約はいっぱいでした。

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キャンパスツアー後は歓迎会が開かれ、7月にKUASを訪れたNTSUの学生と再会し、とても楽しいひと時を過ごしました。

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2日目:2019年9月3日

スポーツ医学の講義、健康レクリエーション実習、スポーツトレーニング実習の授業を受けました。
スポーツ医学では、主に肩周りの筋肉や骨について学びました。基礎的な内容でしたが、肩を酷使する競技選手が怪我を少なくするために、主要な筋肉を満遍なく鍛えること、肩を痛めないトレーニング方法などを実際に自分達で実習しながら学ぶことができました。

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健康レクリエーション実習では、ロープワークを通して、NTSUの学生と交流し、ロープワークの楽しさとコミュニケーションの重要性、アイスプレイキングの仕方などを学びました。一緒に体を動かすことは、言葉の壁を超えて、コミュニケーションを深め、積極的な行動を促進するきっかけ作りに役立つことを経験しました。

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トレーニングセンターにおいて、実習を行いました。ストレッチやトレーニング、するだけでなく、傷めたり、酷使しすぎることによって炎症を起こしている患部を、様々な方法で冷やすことで炎症熱を下げ、痛みを緩和するクライオセラピー室もあり、ケアをする環境が充実していました。また、実際に3つのグループに分かれ、グループごとに怪我をしている人たちのリハビリ、ストレッチ(手首を怪我している人は実際に手を伸ばしてあげたり、マッサージしたり)を教えてもらいながら実習を行いました。

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3日目:2019年9月3日

台湾のスポーツ施設(桃園国際棒球場)を見学しました。
特に、プロ野球選手のトレーニングルームやロッカールームなど、普段目にすることのできない施設を見学しました。プロの選手がどんな環境で試合前にトレーニングをしているかを見ることで、実際にパフォーマンス向上につながるトレーニングに必要な機器やトレーニング方法を学ぶことができました。さらに、ロッカールームでは試合前のアスリート食やリラクゼーション方法などについて考える機会を得ました。他国の施設を見学することによって、参加者が自分の進路をふまえて日本でどのように生かしていくかを楽しみにしています。

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4日目:2019年9月4日

最終日は、NTSUの学生と一緒に台北市内を見学・散策し、帰国しました。 1日目言葉や文化の違いに戸惑いながらの行動が、滞在する時間が増えるにつれ少しずつ自立した行動へ変わっていく姿に適応力の速さを感じました。
普段の学生生活とは異なり、海外の学生や文化に触れる中で、自分自身を見つめなおすきっかけになり、今後の進路選択について深く考える機会やソーシャルネットワークの拡大にも繋がりました。

(健康医療学部 健康スポーツ学科 准教授 満石 寿)

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