台湾正徳高級中学からの研修生が、南丹高校を訪問しました。

2018年07月23日トピックス

本学の海外協定校である、台湾の正徳高級中學校(日本の高校にあたる)が、2018年7月3日から本学で1か月間、夏季日本語日本文化研修を行っています。

その研修の一環として、2018年7月18日亀岡市立南丹高校を訪問し、交流しました。

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一行は二つのグループに分かれ、午前中は南丹高校1年生の書道と音楽の授業に参加させてもらいました。

書道の授業では、筆ペンで好きな俳句を短冊に書き、音楽の授業では、高校生と協力しながらドレミパイプできらきら星を演奏しました。

ほとんどの生徒にとっては、台湾では普及していない筆ペンで書くのは難しく、またドレミパイプも初めての体験で、どちらも夢中で取り組んでいました。

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授業を終えて、歓迎セレモニーが行われ、南丹高校の代表者が挨拶と高校紹介、さらに「京都文化学入門」のプレゼンテーションをしてくれました。日本の高校には、たくさんの部活があり、活き活きとした高校生活にうらやましく感じていました。

午後は、南丹高校の1年生から3年生までの全学生の中から、台湾の高校生と交流したい生徒30名が有志で集まり、交流会を行いました。南丹高校は約1ヶ月前から交流会実行委員を立ち上げ、台湾の高校生との交流を楽しみに準備してくれました。ひとつのグループは、日本らしい「お祭り」をテーマに教室をお祭会場にし、ヨーヨー釣りやたこせん、つかみ捕りなど気楽な雰囲気で交流できる場を設けてくれました。そこで写真を撮ったりたくさんの話をして交流していました。

もう一つのグループは、ゲームと歌を紹介し、一緒に遊べて楽しめる雰囲気を作ってくれました。台湾ではあまり知られていないフルーツバスケットで一気に盛り上がり、そのあと日本の歌「大きな栗の木の下で」と「幸せなら手を叩こう」を、振り付けを教えてもらいながら、みんなで歌いました。

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交流会の最後には、南丹高校茶道部による、お点前をいただきました。抹茶は台湾でも有名ですが、どれも甘く、抹茶は甘く少し苦いものだと思っていたようで、初めて苦い本当の抹茶に驚いていました。

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お別れセレモニーでは、正徳高校の紹介と代表挨拶をしました。台湾の高校の紹介では、高校の場所・歴史・授業の内容・規則・年間行事を紹介しました。高校の時間割を見せ、朝7時半から学校が始まることや、昼休みに昼寝の時間があること、ルールが厳しいことや、正徳高校は南丹高校の約3倍の生徒数がいることなど、日本の高校生にとっ大変興味深く、異文化理解となりました。

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一日だけの高校訪問でしたが、正徳の生徒たちはあっという間に南丹高校の生徒たちと溶け込み、交流を深めることができました。今回の訪問をきっかけに、今後南丹高校と正徳高級中学との交流が深くなり、また日本や台湾で会えることを約束し、交流会を終了しました。(2018年7月26日)

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