2018年10月11日(木曜)、少し汗ばむ中、バイオ環境学部1回生の「京野菜栽培・加工実習」において、イネ刈りを行いました。
春学期の「作物栽培実習」で紙マルチを使った田植えを行ったイネが、秋の気配を感じる頃となり、稲穂が頭を垂れ収穫の時期を迎えました。午前中まで降っていた雨も、履修生みんなの日頃の行いが良かったのか、お昼からの実習時間にはすっかり上がりました。
イネを刈り取り、束ねて括り、稲木掛け(はさ掛け)する方法を教わり、5~6名の班単位でイネ刈作業をスタートしました。慣れない手つきで作業を始めましたが、徐々にコツをつかみペースが上がってきました。途中、イモリを捕まえたり、カヤネズミの巣を見つけたり、屋外実習を満喫したようです。
怪我もなく、1時間余りで無事に1反(990 m2)弱のイネ刈りを終えました。今後は、「京野菜栽培・加工実習」で栽培している冬野菜を使った「鍋物」と「漬け物」、そして今回収穫した「お米」を試食することを楽しみに、冬の京野菜について多くのことを学んで欲しいと思います。
(バイオ環境学部 食農学科 佐藤 隆徳)