春学期の「作物栽培実習」で田植えを行ったイネが収穫期を迎え、秋学期の「京野菜栽培・加工実習」においてイネ刈りを行いました

2018年10月19日トピックス

2018年10月11日(木曜)、少し汗ばむ中、バイオ環境学部1回生の「京野菜栽培・加工実習」において、イネ刈りを行いました。

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イネを「刈る人」と「束ねる人」の分業でイネ刈りがスタート。

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この班では、先ずはみんなでイネの刈り取り。

春学期の「作物栽培実習」で紙マルチを使った田植えを行ったイネが、秋の気配を感じる頃となり、稲穂が頭を垂れ収穫の時期を迎えました。午前中まで降っていた雨も、履修生みんなの日頃の行いが良かったのか、お昼からの実習時間にはすっかり上がりました。

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刈り取ったイネを束ねて地際部をしっかりと括る。

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イネを刈り取り、束ねて、稲木掛け(はさ掛け)。作業は順調!

イネを刈り取り、束ねて括り、稲木掛け(はさ掛け)する方法を教わり、5~6名の班単位でイネ刈作業をスタートしました。慣れない手つきで作業を始めましたが、徐々にコツをつかみペースが上がってきました。途中、イモリを捕まえたり、カヤネズミの巣を見つけたり、屋外実習を満喫したようです。

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イネ刈り終了までもう一息。頑張れ!

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イネ刈り作業も終盤となり、落ち穂拾いと稲木掛け(はさ掛け)。

怪我もなく、1時間余りで無事に1反(990 m2)弱のイネ刈りを終えました。今後は、「京野菜栽培・加工実習」で栽培している冬野菜を使った「鍋物」と「漬け物」、そして今回収穫した「お米」を試食することを楽しみに、冬の京野菜について多くのことを学んで欲しいと思います。

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水稲水稲農林1号の復活水田。今年は耐暑性のあるイネ品種「にこまる」を作りました。

(バイオ環境学部 食農学科 佐藤 隆徳)

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