台湾で不思議感覚が 交差する。
台湾で不思議感覚が交差する。
就職するつもりが一転、大学に入った。 入学後、コツコツと貯金をして台湾の地方に1年間留学した。
4人部屋で日本人一人の寮生活。方言の台湾語に浸る。
何気ない生活で不思議に思うことがあった。
変哲もない柄カバンを誰もが持っている。
おばさんが大根を入れたりするのだが、 妙にオシャレに見えたりする。
現地の友人も不思議に由来を知らないと言う。
不思議さに過ごすうちに日本では教えてもらえなかった歴史の事実を垣間見る。
帰国した今、未知なる歴史に惹かれ、 再び台湾の大学院に向かおうとする自分がいる。
大学は君たちのためにある。
君たちの夢をカタチにするためにある。
歴史に生き、過去の鋭い切っ先が自分と交差する。