自分で描いた牛柄足袋を履いて世界新に挑む。

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自分で描いた牛柄足袋を履いて世界新に挑む。

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早朝から実家の牧場で大好きな牛の世話をしながら、大学で国際貿易での農業を学ぶ。
そんな学生生活、野村さんはパワーリフティング部で、日本人女子史上初のデッドリフト200Kg挙上を達成した。
何かが高みに駆り立てるのではない。何気ない繰り返しが高みに至る眺望を開いていく。
過去の記録を塗り替えるたび、自分を超えられる喜びが垣間見える。
チームの仲間たちの声に支えられ、精神と身体がバランスを形作る一瞬、ふと気づくとそれは持ち上がっている、と言う。
到達してしまえばそんな単純と思えることへ、気の遠くなるような繰り返しが続く。
そんな競技自体を楽しみたい。

だが、コロナ禍、世界新の期待がかかる世界大会への参加を見送った。
学生生活最後の世界大会。少し滲む足袋の牛柄をじっと見つめる。
世界に挑む者は自ら崩れたりはしない、だから牛柄足袋は
…挑む者を待つ

 

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経済経営学部経営学科 4年生 野村優
京都亀岡キャンパス内、トレーニングジムにて
 

大学は君たちのためにある。君たちの夢をカタチにするためにある。
どのような領域で、どのような状況になろうとも、
世界が超えたことがない領域に挑む素晴らしさに変わりはない。

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