パートナー連携
企業やビジネスだけでなく、社会全体を大きく変えるデジタルトランスフォーメーション(DX)。
変革に向けて様々な企業とのパートナー連携に踏み出しています。
デジタルシフトに対応する 変化に向き合い、 社会の望ましいあり方を ともに見つめていきます。
ビジネスそのものを変える変化の波に対して、
企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を、支援するプロジェクト連携を創り出す拠点を開設。
The Smart Factory@ Kyoto
デロイトトーマツコンサルティング合同会社と連携して京都太秦キャンパス南館に設置したスマートファクトリーは、日本のものづくりDXの推進に必要な実践的な知識・体験を得られる仕組みを備えています。全学だけでなく、他大学・企業・自治体向けのDX教育への展開を通した産学公への貢献を本学およびデロイトトーマツコンサルティング合同会社が連携・協力し、実現することを両者共通の目的とし、主に次の3点の施策に取り組みます。
専門力、実践力、グローバル力を兼ね備えた学生の育成、輩出を目的とした、教育連携に関する施策。
日本企業のものづくりDX推進に必要な実践的知識、体験を得られるイノベーションスペースに関する施策。
教育、産業界のDX活用、推進を後押しする仕組みづくりに関する施策。
MS&ADデジタルカレッジfrom京都
MS&ADインシュアランスグループホールディングスとデジタル人財育成のための社員研修プログラムを創設。ビッグデータや最新テクノロジーを活用した新しいビジネスモデルを構築する人財を育成します。本学講師陣が中核となり、外部講師と連携し同社専用の研修カリキュラムを実施します。受講者はドローンやウェアラブルの実習を交えて、IoTやAIの基本的な仕組みを学び、医療や自動車など各分野におけるデジタルテクノロジー活用の現状と課題を学修します。
これまでに250人のDX人財を育成
体験型プログラムが研修参加者の意識改革に
我々、保険会社は常に新たなリスクに先回りし、皆さまに安心・安全をご提供する使命があります。その役割をしっかりと果たしていくには、多くの社員がデジタル技術等のテクノロジーに関する知見を持ち、それを駆使していく必要があります。
本研修では、デジタル技術を活用した新たなビジネスやサービスを創造できる人財の育成を目指しています。その狙い通りに、研修参加者が社内で毎年開催しているビジネスコンテストへ積極的にアイデアを応募するなど、学習成果を発揮してくれています。さらにオンライン型研修プログラムでありながらテクノロジーを「体験」できたり、講義スタイル自体がDXを体現していたりする点が、研修参加者のDXへの意識改革にもつながっていると感じています。今後は双方の強みを活かし、社会課題解決につながる新たな取り組みも協力して行っていきたいと思います。
三井住友海上火災保険株式会社
執行役員 ビジネスデザイン部長 本山智之 氏
ものづくりのDXに必要な実践的知識と体験を得られます
2021年、ものづくりDX推進に必要な実践的知識、体験を得られる「The Smart Factory @ Kyoto」を京都太秦キャンパスに開設しました。KUASの学生がものづくりの実践的な学びを得る場、また製造業をはじめとする様々な企業、団体、教育機関が、産学連携によるものづくりDX推進を図る拠点とする計画です。同じく2021年より、KUASの学生を対象としたインターンシッププログラムを開始しています。本プログラムでは「社会の即戦力人材」になるために必要なマインドセット、スキルなどを体感できる場をデロイトトーマツコンサルティング合同会社が提供し、学生に疑似プロジェクトワークを経験してもらいます。今後、京都の地域社会や地場産業との連携を含む、教育、産業界のDX活用、推進を後押しする仕組みづくりの検討も進め、日本企業のものづくりのDX推進に資する連携を深めていきます。
デロイト トーマツ コンサルティング合同会社
執行役員 藤岡 稔大 氏