東日本大震災復興祈念「千枚漬けプロジェクト」

2015年11月27日トピックス

 本学では、東日本大震災が起こった年から5年連続して、東日本大震災復興祈念「千枚漬けプロジェクト」を行っています。このプロジェクトは、震災直後から被災地に赴き、復興を支援してきたバイオ環境学部 中川教授が、被災地に文化的でおもてなしの心のこもったお食事を届ける必要を痛感して始めたものです。

 中心となる内容は、「現地に行けなくても、震災復興ボランティアが出来る」をコンセプトに、学内で聖護院かぶらを育てて、それを千枚漬けに加工し、被災者に直接手渡すというものです。このコンセプトのおかげで、学生や教職員はもちろん、学生の父母、地元の小学生からお年寄りまで誰もが参加出来ました。

 今年は福島県新地町で、スイス大使をお招きして、スイス音楽祭が開催されることになりました。学生たちは事前に被災現場を視察し、体験者の説明を聞き、それぞれの思いを胸に、音楽祭の設営、運営、後片付けのボランティアを行いつつ、会場で千枚漬けを配布しました。当日は千枚漬け効果で、予想をはるかに上回る350名の来聴者があり、京都の味を喜んで頂きました。

 1日も早い復興を心より祈念申し上げます。

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出発式では篠原学長より激励されました

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500パック分以上の千枚漬けが用意出来ました

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常盤線の復旧工事現場を視察

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県の復旧支援員から現地で説明を受けました

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新知町の海岸は復旧工事で、数メートル持ち上げられます

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現地でもパック作業を行いました

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コンサート会場準備の念入な打ち合わせ

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コンサート会場設営の様子

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500脚の椅子を並べました

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位置決めの様子

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音響を担当する学生たち

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コンサートにも出演しました

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指揮を執る中川教授

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スイス大使、副知事、町長にもお越しいただきました

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千枚漬け効果で、予想を上回る来聴者があり、コンサート中にもパッキング作業を行いました

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復興を祈念し、固く手を握る中川教授とスイス大使

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スイス大使の演説の様子

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60本のアルプホルンが並ぶ様は圧巻

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会場で千枚漬けを配布する様子

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350名の来客で、配布ブースは大盛況でした

2015/11/27

(研究・連携支援センター)

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