2018年8月25日(土)京都市右京区宕陰地域で宕陰竹灯籠が行われました。“宕陰竹灯籠”とは昔ながらの虫送りという農作物の害虫を駆逐し、その年の豊作を祈願して松明を持って田を練り歩く郷土の風習を再現したイベントです。宕陰地域では棚田に竹灯籠を設置して虫送りの風習を再現しています。京學堂では右京区の町づくり支援制度を利用して宕陰地域の活性化という課題に取り組んでいますが、学生らは宕陰活性化実行委員会に協力して、地域の方と共に厳しい日差しと暑さの中、竹灯籠の設置や、竹灯籠への点火のお手伝いをしてきました。
日が暮れ始め、辺りがだんだんと暗くなってきた19時頃、竹灯籠への点火時刻となり四所神社から出てきた松明が竹灯籠に点火され、「日本の里100選」にも選出されている棚田を彩る数多くの竹灯籠は幻想的でとてもきれいでした。