体育科教員を目指す健康スポーツ学科教育コースでは、秋学期に中学校、高等学校、特別支援学校の授業参観を実施しています。
2018年11月14日は、京都府立丹波支援学校に行きました。
京都府立丹波支援学校総括主事の新井先生から、特別支援学校の子どもたちに多い障がいやコミュニケーションをとる場合のポイントや支援の方法を学びました。
また、避難訓練の様子も参観させていただきました。丹波支援学校の先生方の配慮ある支援方法も目の当たりにし、良い学びの機会となりました。 さらに、体育の指導について永田先生からご講義いただき、子どもに合わせたアダプテッドスポーツを紹介していただきました。 写真のように2チームに分かれてキックベースボールの試合をし、その競技の面白さを堪能しました。終わりには、江藤雄樹君(2年)、菊池淳史君(2年)がゲームの感想、秦泉寺勝太君(2年)がお礼の挨拶をしました。
講義での理論とともに、日々の現場の先生方の実践であるキックベースボールを体験させていただいたこと、実践を見学させていただいたことで、実感をもって学んだことが多くありました。
この他にも、10月3日に京都府立鳥羽高等学校、10月24日に亀岡市立亀岡中学校にて教育現場の実際の体育科の授業参観をしました。
鳥羽高等学校では、バレーボール、サッカー、バスケットボール、卓球の4種目の授業を参観させていただきました。 授業後の研修会では、先生方から、生徒の実態に応じた授業の組み立て方、授業での配慮などを講義していただきました。学生からは、左利きの生徒への指導についてなど質問をしました。 亀岡中学校では、柔道とソフトボールの授業を参観しました。それぞれの授業で大切にされていること、チーム分けについての配慮など、具体的に教えていただきました。
両校ともに、「当たり前のことを当り前にできること」や体育の先生という仕事の魅力と厳しさ両面についてお話しいだきました。
春学期から小学校、中学校、高等学校、特別支援学校の授業参観をしました。それぞれの時期に必要な配慮や授業のあり方について、実際に活躍されている先生方からのお話を伺えたことは、学生にとって大きな経験となりました。