人文学部歴史文化学科山本淳子教授の著書『紫式部ひとり語り』が文庫本になりました。角川ソフィア文庫から2020年2月25日発売で、電子書籍版もあります。
内容は、『源氏物語』作者の紫式部が、人生や『源氏物語』誕生のいきさつを振り返り、自ら語るというもの。2011年に単行本『私が源氏物語を書いたわけ 紫式部ひとり語り』として出版されましたが、今回は文庫化に当たり、改題と加筆を行いました。
山本淳子教授コメント
紫式部についての資料は、和歌や日記など紫式部自身が語っているものばかりなので、伝記を書くなら自叙伝にするのが自然だと、心に決めていました。
系図や年表も充実、まるで小説のようにすらすら読めて、紫式部の思いが伝わってきます。
(人文学部長 久保克彦)