【バイオ環境学部ニュース】 「野菜を栽培する準備が整いました!」

2020年04月10日トピックス

学内の桜の見頃もそろそろ終わりに近づき、
桜の花の間から若葉が見え隠れするようになってきました。

2020年4月9日(木)、バイオサイエンス学科とバイオ環境デザイン学科の
「作物栽培実習(SLSIB)」で使用する畑にマルチ張りを行いました。
なお、食農学科のマルチ張りは、4月7日に終えています。

「作物栽培実習(SLSIB)」はバイオ環境学部1年生の必修科目で、
畑や水田での野菜やイネの栽培体験を行うことにより、
作物の生育特性に関する知識や、成長過程に応じた基礎的な栽培技術の修得、
さらに、土壌分析や作物の糖度分析を実施して、
分析結果を論理的に解釈する力を養うことを目的としています。
また、実習はグループで行いますので、各自が自分の役割を理解して、
協調性を高めあうこともできます。

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「マルチ」とは、写真のように畝の上にかぶせてある黒いシートのことで、
草を抑えたり、地温を調節したり、水分を保持してくれる効果があります。
例年であれば、新入生が、作物栽培実習の授業の一環として、
「畝ってなんだ?」「マルチってなんだ?」「初めて畑仕事をした!」
などと言いながら、賑やかにこの作業を行いますが、
今年は新型コロナウィルス感染拡大防止のため、普段通りの作業とはいきませんでした。

今日のマルチ張りでは、平均年齢45歳は超えそうな教職員の有志が集まり、
腰が痛い、腕が痛い、と言いながらも立派な畑が完成しました。

20200410_hobaseibigo1.jpg

野菜の栽培準備も整いました!
あとは学生の賑やかな声が戻ってくるのを待つばかり。
新入生の皆さんにお会いできるのを心待ちにしています。

(バイオ環境学部バイオ環境デザイン学科 准教授 高澤伸江)

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