【人文学部ニュース】山本淳子教授が京都経営者協会の定例会にて講演、大盛況

2020年09月04日トピックス

2020年8月25日(火)に開かれた、京都の経済四団体の一つである京都経営者協会の定例会で、本学人文学部 歴史学科の山本淳子教授が講演を行いました。「枕草子のたくらみと平安朝の女性活躍」をテーマに90分間行われた。参加者らは熱心に耳を傾け、終了後も質問が相次ぎ、関心の高さが示されました。

講演はウェスティン都ホテルで開催され、約80人が参加。ソーシャルディスタンスをとりながら、初の試みとして会場とオンラインのハイブリッド形式で実施されました。

経営者協会の小畑英明会長(日新電機‧代表取締会長)の挨拶の後、山本教授の講演がスタート。「枕草子」が個人的な随筆ではなく、関白藤原道隆の娘で一条天皇の皇后である定子の名誉を守り、定子の時代の文化を永久保存して後世に伝えるというたくらみを持った書物であることなどを、定子の生涯や紫式部による批判など、時代背景を交えながら解説した。

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(常務理事法人事務局長 井野口 順治)


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