【中高大連携ニュース】本学人文学部・山本淳子教授が京都学園高校で特別講義を行いました

2020年12月11日トピックス

本年11月人文学部・山本淳子教授が京都学園高校の高校生を対象に「定家本『源氏物語』をよむ」と題して2回連続で特別講義を行いました。

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京都学園高等学校では、2019年度より古典の授業の中で、芸術科(書道)と連携して、古典作品を学んだのち写本を実際に書くことを学習活動に取り入れており、今年度は教科書に掲載されている『源氏物語』の冒頭部分と若紫の一部を学習したのち、写本に取り組んでいます。

これらの学習をふまえて、『源氏物語』研究の第一人者である本学の山本淳子教授が、第1回目の講義では、昨年出現し、自身もその記者発表で解説を務めた『源氏物語』藤原定家自筆入り本「若紫」を実際に見ながら、くずし字を教科書の本文と比較し言葉の違いに着目し説明を行いました。第2回目には、「若紫」の解釈について最新の学説も交えながら講義を実施しました。2回の講義を通じて、高校生が『源氏物語』の原文に触れることで作品の理解を一層深めることができました。

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(広報課 鷲巣肇)

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