2020年11月19日(木)、京都市立工学院高等学校フロンティア理数科2年生60名と引率の先生方が本学京都太秦キャンパスを訪れ、工学部教員による模擬授業を聴講したほか、南館内に備えられている研究設備を見学しました。
この訪問は、日本電産(株)、京都市立工学院高等学校、本学が2018年に締結した高産大の連携協定に基づく事業の一環としてスタートしました。同校2年生が進路選択を考える一助になることを願って「未来へはばたくキャンプ」と名付けられ、今回で2回目の開催となります。
南館1階嵯峨野ホールで開かれたプログラムの冒頭には、田畑修工学部長が本年4月にスタートした工学部のカリキュラムを紹介しました。他大学では類を見ない新しい教育体制であることを詳細に説明し、大学入学前にしておくべきことについて語り掛けました。
続いて工学部の福島宏明教授が登壇し、ロボット開発技術についての模擬授業を行いました。その後、グループに分かれて、南館にある機械工房、電子工房、そして3つの研究室を見学して回り、本学の学びについて実際に見て、触って体験していただきました。
プログラムの終了時には、生徒代表から田畑修工学部長へ「充実した時間と新しい発見の時間を提供してくださり、また進路については固く考えず、自分が本当にやりたいことについて何ができるかを考えることが大切だと教わることができました」と謝辞があり、生徒の皆さんは笑顔で本学を後にしました。
(研究・連携支援センター 桂愛)
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