本学スポーツ振興室は2021年2月21日(日)、本学指導者のレベルアップを図り、学生の成長につなげることを目的とした指導者講習会を開催しました。新型コロナ感染症拡大の影響により、リモート会議形式での講習会となりましたが、今回は各クラブの指導者17名に加え、各クラブの学生リーダー42名が参加しました。
開会挨拶をスポーツ振興室長池川哲史教授が務め、第一部のゲスト講師として日本電産サンキョー(株)スケート部今村俊明監督にお越しいただき、『世界一を目指すマネージメント』について、数々のオリンピックでの経験や選手指導、選手たちの試合に臨む姿勢やメンタル、今村監督から見た永守重信理事長の存在などについて、学生との対話を交えながら、大変貴重なお話を聞くことができました。指導者・学生リーダーへのアンケートには、「非常に勉強になった」「目標に向けた考え方が変わった」「チームに浸透させたい」など多くの意見が寄せられました。
その他、DVD 視聴でのAED 講習や、スポーツ振興室統括ディレクターを務める束原文郎准教授からこの春制定する『KUAS スポーツ憲章・アスリート宣言』に関する説明が行われました。
第二部では、本学のトレーニング施設のトレーナーを務める(株)プロフェッショナルトレーナーズチームの玉置氏より、新型コロナ感染症の拡大により一時停止していた課外活動の再開に際して各クラブが安全に活動を再開するためのトレーニング方法や体の動かし方などについて講演をいただきました。
参加した指導者・学生リーダーからは、非常に有意義なお話を聞け、活動再開に向けて励みになったなどの感想が聞かれ、コロナ禍での課外活動への不安な気持ちを抱いていた指導者及び学生達を勇気づけるものとなりました。
スポーツ振興室では、今後も学生スポーツ発展のため、指導者のレベルアップを図り、学生の成長につなげられるよう指導者への講習を継続していきます。
~KUAS スポーツ振興室では体育会系クラブを『全力』で応援・サポートします!~
(文責 スポーツ振興室 加藤祐一)