(一社)電気学会からの要請で、本学工学部のバーチャル見学会&講演会を行いました!!

2021年05月17日トピックス

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講師として登壇した田畑工学部長

5月13日(木)、本学工学部が一般社団法人電気学会(1888年設立)産業応用部門・回転機技術委員会からのご依頼で、オンラインセミナー「バーチャル見学会&講演会」を開催しました。今回のセミナーは、本学工学部がモータを含む回転機技術の教育に力を入れる新設工学部であることに加え、部門横断的カリキュラム、全講義英語化、留学生積極受入れ、さらに3年生から卒業論文に代えて企業現場の課題にチームで取り組むキャップストーンプログラム実施、という本学工学部の多くの特徴に興味を持たれた委員の皆様からの要請を受けたものです。

冒頭、田畑修工学部長が講演し、本学工学部の基本方針や教育スローガンとして掲げる「Be a Street Smart Engineer!」を実践するために構築された独自カリキュラムが説明され、見学会用に事前に撮影した南棟の教育環境・研究設備の動画が上映されました。その後、「世界人材ランキング(2019年版)対象63か国中、15歳時点の学習度到達レベル(PISA)が世界4位なのに、競争的な社会に対応するべき日本の大学教育レベルが世界51位となるのはなぜなのか」、「1学年の留学生比率を50%とし、1年生から英語で教育を行うための環境作りをどう行っているのか」等といった質問が次々と学会委員から出され、活発な質疑が行われました。

続く研究発表では、モータに関連する研究を行っている本学の外国人教員の一人である、Fuat Kucuk先生(トルコ出身)による“Development of a PM-SRM Drive for EV Application”、Alberto Castellazzi先生(イタリア出身)による“Solid-State Power Processing”と題する講演が行われました。こちらも技術委員会がテーマとする回転機技術に関わる講演であっただけに、学会委員から多くの質問があり、活発な討論が行われました。

委員のなかからは、「ここまで尖った大学があることに驚いた」という総括コメントを頂き、非常に活気あるバーチャル見学会&講演会となりました。

(広報課 有木 一宏)

 

 


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