世界的な感染が拡がるCOVID-19の影響により、2021年度のグローバル・インターンシップ・プログラムは一部の授業をのぞき、すべてのプログラムをオンラインで実施することになりました。 今年度の参加者は経済学科3年生5名、同4年生2名、経営学科3年生3名、同4年生1名の計11名。南通大学(中国・江蘇省)のオンライン授業、中国進出企業とのオンラインインターンシップなど、経済経営学部ならではの視点・専門性を活かしたプログラムに取り組みながら、グローバル社会におけるコミュニケーションの取り方・働き方、中国経済や国際ビジネスの現状について、約半年にわたってともに研鑽を積んでいきます。
【GIPプログラム】
2021年2月8日 第1回オリエンテーション(オンライン)
2021年2月9日 事前学習:中国語学習スタート(オンライン)
2021年3月23日 事前学習:中国語学習終了
2021年3月26日 第2回オリエンテーション
2021年4月6日 南通大学授業スタート(オンライン)「中国経済」、「中国文化」
本学事前授業スタート
今後の予定
2021年5月 南通大学日本語学科生とのオンライン交流
2021年6月 企業実習スタート(オンライン)
2021年7月下旬 企業実習終了
2021年9月 成果報告会(予定)
事前学習:中国語学習
今年度はCOVID-19の影響で中国へ渡航することはできませんが、南通大学とのオンライン授業や中国進出企業とのオンラインインターンシップに向けて、「中国語でスムーズに自己紹介ができるようになる」ことを目標に、彭奕漫先生を講師に迎え、四声、発音などの基礎を重点的に学習しました。半数以上の学生が中国語は初めてでしたが、授業最終回では「我的一家」(私の家族)と題した中国語の作文を全員が発表し、約2か月にわたる中国語学習を締めくくりました。
【中国語学習を終えて】
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中国語は今まで一切学んだことがなかったが、中国語で重要となる発音から丁寧に教えていただき、また春節などの中国文化をふまえながら学べたことで、中国への関心を高めることができた。他国の方と関わり、意思を伝え合うという喜びを実感した。(経済学科3年)
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大学の授業でも中国語を習っていたが、今回の中国語学習で今まで以上に発音が改善されよくなったと思う。発音をとても丁寧に教えていただけたことに満足している。(経済学科3年)
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これからも基本的な挨拶や日常会話ができるように勉強を続けていきたい。(経営学科3年)
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中国語は初めてだったが基礎をしっかり学び、簡単な自己紹介までできるようになった。特に発音が難しかったが、注意するべきところを一人ひとりに丁寧に教えてくださったため、苦手克服に向けて意識して練習することができた。(経済学科3年)
南通大学オンライン授業「中国経済」
4月6日から南通大学のオンライン授業「中国経済」と「中国文化」の授業がスタートしました。「中国経済」では、「一帯一路」や「電子商取引」「中国のイノベーション」などをキーワードに、経済大国中国の経済事情について郝瑛先生に解説していただいています。授業は日本語で行われていますが、講義資料はすべて中国語で書かれているので、授業後の復習・参考資料の読み込みは必須です。「課堂派」という中国のオンライン授業アプリを利用しながら、学生は中国側からの視点による講義を熱心に聴講しています。
(GIP推進委員会 委員 山下 勤)