【看護学科ニュース】ひっ迫する医療現場に本学の教員が協力しています

2021年07月07日トピックス

本学では、新型コロナウイルス感染症に対する社会貢献の一環として、渡邊能行健康医療学部長指揮のもと、滝沢美智子看護学科長がひっ迫する医療現場に看護師・保健師資格を有する教員の派遣協力について京都府・京都市と協議を進めてきました。看護学科からは複数の教員が医療スタッフとして協力しています。

京都府下の保健所での勤務経験を持つ光井朱美講師は、京都府からの要請を受け、2021年1月から3月末までの約3ヵ月間、保健所に赴き、コロナ感染症の陽性者に対する疫学調査、保健指導、濃厚接触者の選定、自宅療養者への健康観察等の協力を行いました。再び感染者数が広がりを見せた4月中旬から大学の業務に支障をきたさない範囲で、毎週末の土曜日、保健所で疫学調査の協力を再開しています。

光井朱美講師は「今、オール京都で新型コロナウイルス感染症の対応をやっています。私の経験が少しでも力になれればと思っています」とコメントしました。

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疫学調査に取り組む光井朱美講師

嶌田理佳教授は高齢者を対象にした集団接種が始まった5月下旬から週末に京都府・京都市が実施するワクチン接種会場の現場に立っています。接種会場では予診票の確認や薬液の準備、接種、経過観察などに従事しています。嶌田理佳教授は「本学の教員であるとともに看護師の資格を持つ医療従事者の一人として、蔓延する新型コロナウイルスの抑制に少しでも貢献できればと思っています」とコメントしました。集団接種が本格化する中、ワクチン接種に関わる本学の教員はこれからも増える見込みです。

(広報課 有木一宏)

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