本学の徳賀芳弘経済経営学部長が11月24日(水)、アークホテル京都(京都市中京区壬生賀陽御所町1)で開催された一般社団法人京都中小企業家同友会右京支部(支部長 竹村泰造(株)京都インシュアランス代表取締役)の40周年記念式典で「地域企業が創造する未来」をテーマに基調講演を行いました。
徳賀芳弘経済経営学部長は基調講演で、「企業活動の目的には『成長』と『存続』がある中、京都には伝統的に存続型のビジネスモデルが採られ、息の長い中小企業が多くあります。中には偶然が重なり、大企業へと成長できた会社もありますが、そのような条件がなかった場合は現在も中小企業のまま存続し続けていたのではないか」と語り、京都の大企業の中小企業時代を例にして、「現在のポジションの留まるためだけでも、常に革新・改革が必要であり、そうしなければ生き残ることはできない」と話されました。講演終了後は徳賀先生との名刺交換に列ができました。
式典では、冒頭に北川洋一右京区長が来賓を代表して挨拶した後、右京区との地域連携10年の歩みについて歴代の支部長がパネルディスカッションを実施するなど対面・オンライン含め、総勢65名が40周年を祝い合いました。
本学では、京都中小企業家同友会右京支部と右京区が進める「こどもシゴト博」の実施を連携して行っています。過去には右京支部の企業の方々が本学生に講演いただいており、現在は、参画企業の皆様と、MBAの参加や就職、共同研究といった連携事業について検討を進めています。
(研究・連携支援センター 柴田雅光)