【研究・連携支援センターニュース】地元の小学生が京都亀岡キャンパスをめぐる「町探検」を行いました

2021年12月06日トピックス

本学京都亀岡キャンパスで11月29日(月)、亀岡市立曽我部小学校の授業「町探検」が行われました。「町探検」とは、地域で働く人たちと関わりを持つことで地域に親しみを持つことを目的とした小学2年生を対象に実施される生活科の科目。本学からは、健康医療学部健康スポーツ学科の石井泰光准教授アレンジの体育コース、バイオ環境学部バイオサイエンス学科の高瀨尚文教授アレンジの理科コースを用意。参加した32名の児童は3班に分かれ、それぞれのコースごとで持参してきた学習ツールのタブレットを用いて、構内の施設を見て回りました。

A班(体育コース):
構内探索と健康スポーツ学科 石井准教授による体育施設の見学と紹介

バイオ環境館を出発して野球場、サッカー場、体育館を見学。体育館では SLSの授業見学、ボッチャを体験。SC(トレーニング)ルームではダンベルやトレーニングマシンを体験しました。その後、構内の眺めの良い場所から自分たちの通う小学校や自宅を探して撮影、構内を一周しました。体を動かして、地域と大学との繋がりや大学の体育実技を体験していただきました。

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B班(理科コース):
バイオ環境館見学、バイオサイエンス学科高瀬教授「不思議体験教室」

子どもたちからの事前のリクエストに応え、バイオ環境館11階の見晴らしの良い研究室の窓から景色を眺めました。朝は亀岡名物の深い霧に覆われていましたが、昼前には霧が薄くなり小学校や地域を上から見ていただくことができました。分子生物学研究室では、寳関准教授、奥准教授や学生の協力を得て実験装置や低温室などの研究施設を見学し、生物化学研究室では研究員より昆虫やダニの説明を受けました。その後、実験室にて高瀬教授による、色と香りの「不思議体験教室」で体験実験学習を楽しんでいただきました。

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C班(理科コース):
バイオサイエンス学科高瀬教授「不思議体験教室」、バイオ環境館見学

B班と同じ内容を逆のルートで行いました。高瀬教授の実験から開始され、研究室の見学、最後に最上階からの見学をしました。多くを学んだ後に見晴らしの良い晴れた景色を見ることによって、子どもたちの顔には笑顔が増えていました。

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見学後、高瀬教授への質問タイムをバイオ環境館1階で行いました。先に見た実験が気になっていた子どもが多かったようで実験内容の質問から始まり、大学や研究に関する質問など、たくさんの手が絶え間なく挙がっていました。それぞれの見学場所でも子どもたちからの質問は多く、活発な印象を受けました。

今回の町探検を通じて、地域の子どもたちにとって本学の存在がさらに身近に感じられ、新しい体験の刺激により、大学生を将来像に描いて学習意欲が高まることを願っています。学内担当者にとっても、地域と繋がる貴重な機会となりました。

(研究・連携支援センター 柴田雅光)

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