「未来展望ゼミ」(竹内クラス)では、11月に京都dddギャラリー(右京区太秦)「SURVIVE - EIKO ISHIOKA /石岡瑛子 デザインはサバイブできるか」展を見学、グラフィック・デザイン作品を鑑賞する授業を行いました。
本学では、学生がこれからの社会を構想、未来に繋がる課題を自ら設定し、解決する力を育む全学的な授業を行っています。このゼミでは「デザイン」を考察の対象にして、私たちを取り巻く生活環境の「過去・現在・未来」について、学生と共に考えています。
今回、学生たちはポスターという媒体が「どのような社会的メッセージを発しているか」、視覚的コミュニケーションの表現と機能を読み解くことに挑みました。
人文学部心理学科の女子学生(1年生)は、作品のイメージと言葉に即して、自分で創造的なキャッチコピーを作成しました。
歴史文化学科の男子学生(1年生)は、作品からジェンダーの問題を読み取り、社会的な既成概念を再考しました。
学生たちは、世界的に活躍したクリエイター/石岡瑛子の作品展示から多くの刺激を得て、想像と発想の翼を自由に広げていました。
(人文学部歴史学科 講師 竹内有子)