【人文学部ニュース】本学人文学部が「専門性を生かせる業界・企業研究セミナー」を開催:京都ジョブパーク協力

2022年02月17日トピックス

本学人文学部は2022年2月4日(金)、7日(月)の2日間、京都ジョブパークとの共催で「京都先端科学大学 人文学部(心理学科・歴史文化学科) × 京都ジョブパーク 学生就職センター 【産業学セミナー】京都企業で専門性を活かせる “業界・企業研究プログラム”」を京都太秦キャンパスで開催しました。
セミナーでは人文学部の学びに関係する6つの企業・団体にお越しいただき、仕事内容とともに、心理学科と歴史文化学科のそれぞれの学びがどのように業務と結びついているのかについてお話をいただきました。

心理学科3年生が対象の2月4日(金)のセミナーでは、障害のある方とそのご家族のサポートされている社会福祉法人えのき会、青少年の育成・支援を行われている公益財団法人京都市ユースサービス協会、映像・WEB・印刷物制作などを行われている株式会社ディレクターズ・ユニブの3団体が参加。福祉関係の仕事では、利用者さんとの信頼関係を構築する上で人の心の変化を分析する心理学が大きく役立つことや、制作会社においてはデータを扱う力が企画作りにつながっていることなど、本学の学びと業務との関係性を説明いただきました。

続く、歴史文化学科3年生が対象の2月7日(月)のセミナーでは、老舗お香メーカーの株式会社松栄堂、料亭や物品販売を行う株式会社紫野和久傳、印刷出版をはじめECサイトの運営まで手掛ける株式会社ITP(旧 株式会社石田大成社)が登壇。歴史文化で学ぶ知識が料亭に来店されたお客様への接客をはじめ、営業先の人間関係作りに役立つことが紹介されました。

セミナー後に収集した学生アンケートからは、「歴史文化なんて歴史系にしか活かせる職がないと思っていましたが、考えようでは色々あるんだなと思いました」「今まで見てなかった業界を知れた」「心理学科ということで職の幅が限られてくると思っていたが、案外そういうこともないということが分かり、職選びに関する視野が広がった」などの声が寄せられました。

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(人文学部  准教授  神原 歩)

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