本学はAI技術で学生同士のブレストを活性化させるアプリ「エデュブレイン(eduBrAIn)」を開発し導入しました

2022年05月31日トピックス

学生中心の学び(Student-centered higher education)を目指す本学は、リアルタイム言語処理AI技術を駆使したブレインストーミング(ブレスト)を活性化させる新しい教育DXアプリケーション「エデュブレイン(eduBrAIn)」をデロイト トーマツ コンサルティング合同会社(デロイト トーマツ)と共同で開発し、本学工学部のスタートアップゼミの授業にて5月19日(木)より導入を開始しました。

「エデュブレイン」は、本学田畑修工学部長とLIANG Zilu講師が2021年2月の文部科学省主催第1回スキームDピッチで発表したアイデア「ブレイン:BrAIn」が基になっています。

機能としてはブレストの議論内容を自動的に要約するとともに、ブレストを行っている各グループおよび発言者の発言量から議論の盛り上がりの可視化、キーワード抽出を行えるアプリケーションです。学生は、各自のノートPCまたはスマートフォンからエデュブレインにアクセスするだけで簡単に利用できます。

本学では、今後AIによる関連情報、ヒント・アドバイスの提示機能の付加によるブレスト活性化機能や、感情分析などの機能を盛り込み、エデュブレインをより進化した教育DXアプリケーションに発展させる予定です。

※スキームDとは、文部科学省が主催となり、デジタル技術を活用して「学修者本位の大学教育」の実現を目指すために2020年6月に組織された「大学教育のデジタライゼーション・イニシアティブ(Scheem-D:Student-centered higher education ecosystem through Digitalization)」の略称。

■エデュブレイン・ミニッツアップの画面イメージ

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グループ名、講義名、メンバー数が表示されているアプリスタート時の画面
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メンバー毎の発言のテキスト化画面と“良いね👍”付加機能
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グループ毎の発話量可視化画面(発話量が少ないほど色が濃くなる)

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