2022年度大学院経済学研究科修士論文テーマ報告会が開催されました【経済学研究科】

2022年06月23日トピックス

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2022年6月18日(土)9:20より、本学京都太秦キャンパス西館W302教室にて、大学院経済学研究科修士課程2年に在籍する8名の大学院生による修士論文のテーマ報告会が行われました。この報告会は、修士論文の完成に向けた最初の報告会であり、論文の構成内容が最も重要な報告事項となります。

各報告者は、論文のテーマとその意義、論文の章立て、先行研究との関係、主たる研究貢献となる論点などについて資料に基づいた報告を行い、その後はそれら報告に対して経済学研究科の教員からコメントおよびアドバイスを受け取りました。特に、論文の完成に向けて必要不可欠な追加的な作業、あるいは論理構成も含めた論文構成の修正必要箇所の指摘が出され、報告者にとっては今後の修士論文完成に向けた取り組みとして多くのアイデアが得られた貴重な機会となりました。

報告者と修士論文テーマは以下の通りです。

氏 名 修士論文テーマ

河本 彬宏

事業所得の必要経費該当性について-東京高裁平成24年9月19日判決以降の関連性要件に関する考察-

髙橋 直之

法人税法22条2項資産譲渡について収益認識の射程と範囲の一考察-私法上の制約がある取引について-

井尻亜利紗

小規模企業に対する課税について ―代表者の勤労性所得を中心として―

五十川義浩

CFC税制(タックスヘイブン対策税制)の経済活動基準について

平井 大輔

所得税法における事業所得と雑所得の所得区分について

松井 興史

見なし配当に係る課税問題-資本と利益の区分を中心に-

松井 健志

部分貸倒れ理論の適用-「全額回収不能基準」の根拠の理論的破綻への提案-

秋口 千佳

土地の評価における時価-相続税と固定資産税を中心に-

 

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(大学院経済学研究科委員 教授 久下沼仁笥)

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