心理学科 山 愛美教授の新刊『心理療法家がよみとく「君の名は。」』が刊行されます【人文学部】

2022年10月14日メディア

京都先端科学大学 人文学部心理学科の山 愛美教授の新刊『心理療法家がよみとく「君の名は。」』が新曜社より刊行されます。

2016年に大ヒットした新海誠監督のアニメ映画「君の名は。」の世界に魅せられた山教授が心理療法で夢を吸う手法によって物語の中に入り込み、縦横にイメージを深めています。心と体、夢と記憶、生と死、時間、無意識等々、深層心理学にまつわるテーマが随所に埋め込まれており、読み解きを通して現代社会と現代人の心についての論考が展開されています。
なお、深層心理学の講義の中で、山教授はこれらのテーマの幾つかを取り上げています。

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山 愛美教授コメント

この本は、ちょうど新型コロナウイルス感染症のパンデミックが拡大しつつあった2020年夏頃から書き始めたのですが、一旦筆を置き、2022年2月に執筆を再開しました。先の見えないコロナ禍、ウクライナの状況、次々と起こる自然災害を目の当たりにしながら書き続けたことが読み解きにも影響を与えたように感じています。

(人文学部歴史学科 教授 山本淳子)

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