京都先端科学大学

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International留学・国際交流

2011年度 参加者レポート

更新日:2016年1月8日(金)
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2011年度の語学研修参加者のなかから、4名の海外語学研修レポートをご紹介します。

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村井 梢子さん(人間文化学部3回生)

この1ヶ月間の語学研修は私にとって人生のターニングポイントとなる経験でした。
研修に行く前はMelbourneという街自体知りませんでした。そして英語能力も特別あるわけではなく、基本的なあいさつと、単語くらいしかわからない状態でただ英語を少しでも勉強したいという気持ちと海外に興味があったのです。

 


出発する一週間前、私は凄く不安になって、言葉の通じない国で一ヶ月ホストファミリーと暮らすことができるのか、見知らぬ国で生活できるのか、とにかく不安でいっぱいでした。最初の3日間はどこに行くのも不安で、道に迷って家に帰れなくなり近所を1時間半さまよったりもしました。学校に行くとき、バスに乗り遅れて公衆電話の使い方すらわからず、泣きそうになりました。しかし、そこで助けてくれたのが街の人々でした。家がわからなくなったときは中国人の高校生たちが家を一緒に探して送り届けてくれたり、公衆電話の使い方も通りすがりの男性が教えてくれました。私はこの一ヶ月いろんな通りすがりの人たちに助けてもらいましたが、全ての人が嫌な顔一つせず、求めている以上の事を教えてくれたり、私はその親切さに驚き、感動しました。

 

ホーソン語学学校の先生と

ホーソン語学学校の先生と

毎日平日は朝からHAWTHORNでみんなと勉強しましたが、まったく苦じゃありませんでした。難しい内容のときもありましたが、わからないときはかならず、teacherに質問したし、理解するまで伝えてくれます。授業が終わるのが大体2時半で午前だけの日は12時でしたが、まっすぐ家に帰ったことはありません。
最初の一週間は日本のみんなとリッチモンド先生と出かけることが多く、リッチモンド先生に名所やお勧めの店や食べ物、cafeを教えてもらいました。もちろん日常で使える英会話も同時に教えてもらい注文を頼むときや、チケットを買うときなどの基本的な会話を教えていただいたり、歴史の話しなどもしてもらえたので有意義な時間でした。

 

 

2週間目はMelbourneのいろんな街に一人ででかけました。はじめて一人ででかけるのには緊張しましたが、お店の人たちも英語がわからない私にゆっくりと発音してくれてとてもたのしかったです。しかし、通じなくて困ったときもありました。まったく通じずsorry…としか言えなくて出た店もあります。その時私は、伝えたいのに伝わらない悔しさでいっぱいになりました。そのたびもっと英語を勉強したい。悔しい。そんな気持ちがふくらみ必死になってました。

 

20120724-140516-5660 家に帰ると、私のhost familyはいつも“How were you today?” “What did you do today?”と聞いてくれます。どこへ行って、何をしてどんな気持ちか、伝えようと家までの電車の中で辞書とノートで必死に文章を考えながら帰っていました。その日の出来事を説明するのに30分かかったりした日もあります。しかし、まったく苦ではなく聞いてくれる家族に感謝して一週間に一回感謝の手紙を書いて渡したりしてコミュニケーションをとっていました。
私が落ち込んで家に帰った時いつものように“How were you today?”と聞かれ私は家族の前で大泣きしてしまったことがあります。その時母は必死にどうしたのか聞いてくれました。しかし、自分でもわけがわからず泣いてしまったので説明もできませんでした。次の日、学校から帰るとサプライズでベッドカバーが新品になっていました。泣いた私を心配して子供たちと父が選んできてくれたのです。私はその時本当の家族だと思いました。2月21日は私の誕生日で盛大に祝ってくれてプレゼントと手紙もくれました。
3週目に入りMelbourneでの生活も慣れはじめたころ、新たな出会いがありました。3人の友達ができました。この3人とは帰国後もずっとfacebookでやりとりを続けています。
4週目に入ると不安だったこともなくなり、Melbourneでの生活が気に入り、日本へ帰るのが嫌になってきて、もっと英語を勉強して会話できるようになりたいし、自分の思ってることや気持ちを友達や家族に伝えたいと思う気持ちが大きくなりました。
帰国する前、hostfamiliyは次にMelbourneにくるときは必ず連絡して家に帰って来なさい。なぜならあなたはこれからもずっと家族なのだから。と言ってくれて、家族全員でバスまで見送ってくれました。私は家族と離れるかなしさと、こんなにすばらしいMelbourneという街と離れること、せっかくできた友達と離れること全てが嫌でずっと泣き続けました。
帰国してからは毎日Melbourneのことばかり考えて日本語を見るのも聞くのも嫌。という状態になってしまいました。しかし、自分が日本語しかしゃべれないというギャップにどうしても悔しくてとにかく今はもっと英語を勉強したいという気もちしかありません。
この研修は私にとって、毎日が発見と期待と不安で全てが輝いて見えました。自分が思っていた英語に対しての印象や外国に対しての思い込み、人としての価値観、考えかた、全てが変わり、たった一ヶ月の経験が私の人生においてのターニングポイントになったと思います。
私は、あの街、あの家、学校、人々、駅、全てを忘れられません。これから私は英語を勉強してMelbourneに戻ろうとおもっています。こんな経験を来年からもいろんな人たちに経験してほしい。そしてその人たちも私みたいに考え方やなにかを掴んだり見つけたり新たな自分を発見してほしいです。
このような機会を与えてくれた日本の家族、大学の先生方、引率教員の方々、Hawthornの先生方、JTBの方全ての人に感謝の気持ちでいっぱいです。そして、Melbourneのことをいろんな人に知ってもらいたいです。

渡辺 眞紀さん(バイオ環境学部1回生)

私は高校生の時からオーストラリアに留学をしたいと思っていて、大学でオーストラリア語学研修があるということをホームページで知り、迷いもなく参加しようと思いました。
オーストラリアでは、メルボルン大学のホーソンに通い、毎日英語の勉強をしました。担任の先生は外国の人で英語しか話さないので、英語を聞き取る力がついたと思います。聞き取れなくても、先生がわかりやすく説明しなおしてくれるので理解することができました。
オーストラリアではホームステイで、私のホストファミリーは中国人の5人家族でした。お互いに理解できるのは英語だけなので、単語がわからないと言いたいことがうまく言えなくて、もどかしかったです。ファミリーとはお互いの母国語を教え合いました。英語で日本語を説明するのは難しかったけれど、前もって英語を調べたり、文を構成することで、英語の力もついたと思うし、私は中国語も習うことができたので、すべてにおいてプラスになりました。最初のうちは英語だけの異国の生活が大変で、毎日疲れきっていました。正直、早く帰りたいとも思うこともありました。ですが、慣れてきたら、頑張ってコミュニケーションをとろうと思えるようになったし、英語を話すことに抵抗がなくなりました。決してうまくは話せないけれど、伝えようという気持ちがあれば、伝えることができます。また、一緒に語学研修に参加した人たちと励ましあうことで、乗り越えることができました。

 

20120724-134117-1907 大学の授業が終わったあとや、休日には、友達と遊びに行きました。メルボルンでの交通手段は、徒歩、電車、トラムでした。とても広い街なので、たくさん歩きました。最初は電車やトラムに乗るのも一苦労でしたが、慣れてきたら有効活用できるようになったし、行動範囲も広げることができて、有名な所にはほとんど行くことができました。日本では地図を使う機会がなかったけれど、異国の街では地図は必需品でした。シティで買い物をしたり、セントキルダの海辺を歩いたり、フットボールやビーチバレーを観戦したり、カフェで美味しいコーヒーを飲んだりと、言い尽くせないくらい楽しい時間を過ごしました。特に、生徒全員で行くグレートオーシャンロードでは、野生のコアラを見ることができたし、最高に綺麗な海に感動しました。

 

 

 

オーストラリア語学研修を通して学んだこと、経験したことは沢山あります。もちろん、自分が事前にたてた目標を達成することもできました。けれども、一番重要なのはオーストラリアで学んだことや新たな発見を、いかに自分にプラスにしていけるかだと、帰国してから思いました。この研修は最初から最後まで、多くのことを学ぶことができます。自分を成長させることができたし、この語学研修に興味のある方は是非参加してほしいと思います。

浮村 晋也くん(バイオ環境学部3回生)

20120724-134830-5089 メルボルンでは、たくさんのお店とそこで働いている人たちと会話できた。Grill’dというハンバーガーショップでは、ハンバーガーを細かく注文することができることととてもおいしいのでよく通っていて英語になれることができました。食べ方もいろんな食べ方をしている人がいたり、どの飲食店でもだけど、ベジタリアン専用の肉を一切使っていないメニューがあるのも日本とは大きく違う点だと感じました。

 


20120724-134928-9266 次にBlue train barでは美味しいピザを食べることができた。オーストラリアンフットボールを観戦したときはその激しさに驚きました、観客もすごく熱狂していてこんなに広いのにすごく狭く感じるくらいの人がいました。ユーリカタワーはとても高くて、エレベーターで上がるときに耳のところが痛くなりました。

 


CRUMPLERはオーストラリアでよく見かけるメッセンジャーバッグやラップトップバッグ、カメラバッグ等のバッグ専門店で本店とディスカウントショップでは店員さんとたくさんしゃべっていろんなグッズをもらったりお薦めを聞いたりして楽しかったです。
カフェ(アクシル、ブルネッティー、パラグリニーズ、ベビチーノ、フードストア)いろんなカフェにいきましたが、日本でいたときはカフェがこんなにゆったりできて楽しいところだとは感じなかったので、すごくいい経験になりました。コーヒーについてもアイスコーヒーが日本と全くの別物でびっくりしました。いろんなストリートにもいきました。サウスヤラはお店が多くとても大きいところでした。セイントキルダはカフェ、ケーキ、独特な服屋があるのとビーチや遊園地があって観光地だなと感じました。キャンバウェルとグレンフェアリは通った学校から近くて、気軽に遊べる商店街だなという感じでした。
メルボルンではSunday Marketというものがあり、日本の縁日とフリーマーケットのようなもので毎週ありとても楽しかった。これは場所ごとに特徴があって、おもしろいものをたくさん見ることができた。ハンドメイドのものや、家に転がっているようながらくた等もありました。
英語は、ホストと話す機会が少なかった分、お店などで会話していって、良い経験になった。普段、講義などで聞く英語と違って、生の英語に降れているようで楽しかった。ただどうしても伝わらないこともあって悔しくも感じた。逆にすんなり伝わったときはすごく嬉しかった。
話をしていて、意外に驚いたのは、waterの発音がうまく聞き取ってもらえなかったということだ。4回目でやっと伝わった。他にも、ゴミ箱のことをラビッシュビーンと言うことも驚いた。 町並みや樹木も日本とは全く違っていた。まず違和感を覚えたのが、ぐるりと回りを見ても、山が全くないということだ。平地だったので、違和感を覚えた。シティのなかでは歩いていて、日本よりも通りがわかりやすいなと感じた。スケートをやっている人がいて、芝生で寝ているひと、平日の昼間からカフェでくつろぐ人、パソコンを使っている人、すごい日焼けで走っている人、自転車で走っている人、全員が好きなように生活しているな、と感じた。 あとはとてもフレンドリーな国だというのを感じたのが、トラムや電車の中で、たまたま隣の席になっただけで楽しそうに話していたり、日本ではほとんどないだろうなと言うことがよく起きていた。ただ、夜になるとそれだけ危険な人もいて、ドラッグを勧められたり、酔っぱらいが絡んできたり、大変なことや危険なことも多かった。
あとは、町中でトイレのある場所がとても少なかった。
それでもとても楽しく、住みやすいと感じた。
今回の研修は行く前と後で、外国の印象や、そこにいる人たちの印象が自分のなかで大きく変わりました。あとは英語でもしゃべり方や抑揚を意識してしゃべれるようになったと思います。この研修に参加して自分のなかで大きく変わったものがたくさんありました。

藤 浩平くん(人間文化学部2回生)

20120724-140716-1764 僕は最初この研修に参加する気があまりありませんでした。自分が進んで「研修に参加したい」と言ったわけではなく、親に勧められてとりあえず選考試験を受けてみて、試験に通ってしまったので「まあ…学生の間しか経験できなさそうだし行ってみるか」くらいの気持ちで事前研修に参加していました。事前研修は正直もうちょっと時間を取ってほしいなと感じました。
定期試験も終わって、事前研修も最後の追い込みになって「いよいよ行くんだ。」って気持ちも引き締まってきました。荷づくりも大変で出発日ぎりぎりまでかかりました。研修メンバーも事前研修を一緒に受けているとはいえまったく知らないし、しゃべったこともない人たちばかりだしオーストラリアでどう一カ月過ごすかすごく不安でした。でも、出発の日の関空で何人かはじめて話をしたので何とかなるだろうと不安は吹っ切れました。
オーストラリアに着いて、1か月お世話になるホストファミリーと対面した時は、自分のイメージした人とはちょっと違っていたので、また不安になりましたが最後の日に別れるのが辛くなるくらいお世話になったし、いい経験をさせていただきました。
向こうの学校では、先生が時に厳しく、時にジョークを交えながらレクチャーしてくれたので日本とは全然違う方法で、しかもしっかり自分に身に着く英語を学ぶ事が出来ました。日本も自分が受けた方法で中学などで授業をすれば、留学に行きたがる学生が増えると思います。現地の学校ではまた、他の国から来た学生とスポーツをしたり、学校のカフェで話をしたりしてとてもいい異文化交流になりました。
あまりにも書きたい事が多すぎて、主な事だけ書く事にしました。でも、ぜひたくさんの学生が研修に参加することお勧めします。ほんとに自分にとってプラスになる事ばかり経験出来ると思います。

田村 佑太くん(人間文化学部1回生)

私が本研修への参加を希望したのは、今後就職活動や進学を視野に入れるにあたり、運用できる英語力を身につけることは極めて重要であると考え、その基礎を構築するには、本研修に参加し、生きた英語に触れ、現地での活動を通して海外事情を知ることが一番良いのではないかと考えたからです。
メルボルンでの生活を始めて間もない頃は、新たな環境や自身の英語能力の無さに起因する不安に悩まされ、言葉を完璧に伝えなければいけない、相手の話す事を理解出来なければ相手を困らせてしまうのではないかという不安感から、引率して下さった先生方に依存してしまう事もありましたが、研修先で行われる授業が進行すると共に、ホストの方と緊張することなく会話できるようになり、環境にも徐々に適応する事が出来ました。研修期間中は、日々の授業や余暇の時間を利用した観光等から、英会話や海外事情に関する知識を出来るだけ多く詰め込む事を目標とした為、毎日の自主学習を欠かすことなく、楽しみながら真剣に、活動に取り組みました。

 

 

私は本研修におけるホームステイの経験を通して、異文化を受容し共生する事の重量性や、異なる言語を用いてのコミュニケーションを行う事の楽しさと難しさを学びました。
少し話が逸れますが、私が本学で所属するサークルには、タイや中国からの留学生が所属しています。前年度も、3名の留学生の方と交流しましたが、当時は相手に日本語を伝える際に非常に苦労し、また、ボディタッチや時間に対する感覚等、日本と異なる考え方を受容する事に、非常に戸惑いを感じたのを覚えています。しかし、本研修に参加し、言葉の通じない状況下で、ホストの方や他の留学生達と共に生活したことで、私と同じように、日本という異国で、慣れない言語や習慣と向き合う留学生の気持ちや悩みを理解する事が出来、この経験は私にとって、非常に有意義な物となりました。今後は、本研修の経験を生かし、留学生である彼らに、心を込めて安心感を与えられるよう、最大限の努力をしたいと考えています。

 

20120724-141353-1659 私を受け入れて下さったホストの方は、年配の女性で、イラストレーターを職業とされている方でした。研修開始当初、私は過度の緊張から頭が真っ白になり、理解できるはずの言葉さえも聞き取り話すことが出来なくなってしまいましたが、そうした状況にも適確に対処して下さり、緊張を解けるよう、様々な工夫をしながら対応して下さいました。また、私の趣味がサイクリングである事を日々の会話の中で話した時、家にあるスポーツバイクを無償で貸して下さり、非常に嬉しかったです。

 

私が宿泊させて頂いた家は、メルボルンの中心部から南に向かい、トラムで20分程の所に位置する、ST Kilda(セントキルダ)という町にありました。ST Kildaには、多くの芸術家が居住しており、町に出ると、様々な所で彼らの作品を見つける事が出来ます。毎週日曜日には、芸術作品のフリーマーケットが海岸沿いの遊歩道で開催され、海岸には多くの海水浴客が遊びに来ます。
私のホームステイ先には、韓国とインドネシアからも留学生が来ており、ホストの方や彼らと過ごす時間の中では、その日の出来事や訪問した場所について話したり、オーストラリアの歴史や教育事情、日本やインドネシア、韓国との文化や生活に関する違いなどについて話し合ったり、また、各国の言葉を教えあったりしました。そうした中で、私はインドネシア語に興味を持ち、その学習を開始しました。今はまだ簡単な自己紹介を行える程度ですが、彼らとはSNSを通して、毎日交流を行っています。これからも更に、英語の学習や日々の日課と両立させながら、余暇の時間を用いてインドネシア語の学習を継続して行こうと考えています。
1ヶ月間の海外生活では、観光ガイドや教科書から学ぶ英語だけでは通用しない状況が多々発生します。研修中に空港で思わぬトラブルが発生したり、ホストの方の大事なものを壊してしまったりする場合も考えられますし、日常での例を挙げると、店に入り、そこでお薦めの料理を注文したり、そこで受けることの出来るサービスについての説明を受ける際、必ずしも教科書通りに会話が進むとは限りません。もしこの研修に参加し、海外での生活を深く楽しみたいと思ったら、出来るだけ早く、自分のレベルに合わせながら、英語の勉強を始め、メルボルンに関する様々な資料に目を通してみると良いと思います。
Thank you for reading! I wish you luck on your trip!! :-)