京都先端科学大学

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Faculty member教員

山本 淳子Junko Yamamoto

学部・学科
人文学部 歴史文化学科 
職名
教授

受け持ち講義のポイント

千年前、平安時代の人たちは、何を食べ何を着てどんな所に住み、何を感じ何を考えて生きていたのでしょうか?一回生から受講できる講義「日本文化論」では、『源氏物語』を入口に、平安文化を衣食住から恋、政治まで、ありありとわかってもらえるように解説します。そこで最も伝えたいのは、生きていたそれぞれの人たちの思いです。また、二回生から受講できる「京都文化学概論」では、30回シリーズ講義のうち最初の10回を担当。「いい人」だった菅原道真が、だからこそ平安朝最強の怨霊とされたのはなぜだったのか。清少納言が『枕草子』冒頭に「春は、あけぼの」と書いた裏には、悲劇の皇后定子へのどんな思いが込められていたのか。歴史文化の中に渦巻く人と社会の思いを、一歩踏み込んでスリリングに読み解きます。

学位 京都大学博士(人間・環境学)
所属学会 日本文学協会(委員) 中古文学会(委員) 和歌文学会 和漢比較文学会 北陸古典研究会
専門分野 平安時代の文化・文学と社会
略歴 京都大学文学部卒業
石川県立図書館・県立高校勤務
京都大学大学院人間・環境学研究科修了
担当科目 旧カリキュラム:
日本の文学 日本語日本文化専門演習
新カリキュラム:
日本文化論 京都文化学概論 京都文化学講読 実践プロジェクト フィールドワーク京都
研究内容・研究分野・業績 文学作品や歴史資料によって、平安時代の社会と人のあり方を考え、その中を生きた人たちの思いを掘り起こすことを目指している。
業績はCINIIをご覧ください。
お問い合わせ

yamamoto.junko@kuas.ac.jp

メッセージ

私が紫式部の研究を始めたきっかけは、紫式部が日記の中で、漢文の能力を父から嘆かれたと記しているのを読んだことでした。せっかく能力があったのに、男性でないために嘆かれて、紫式部は悲しかっただろうと考えたのです。いつの時代にも、世の中には空気があって、人はそれから自由にはなれません。ではそんな中で、どのように生きたのか。歴史の中の人々の一人一人を丁寧に見てゆくことで、彼らの心を汲み取り、今を生きる糧にしたいと考えています。

著書