FD・SD研修会2015年度 第6回FD研修会

2016年03月16日

『障がいをもつ学生に対する修学支援について』

日 時:平成28年3月16日(水)
報告者:教育修学支援センター長(学生担当) 西片聡哉 先生
     入学センター室長 村松広昭 氏
     教育修学支援センター長(教務担当) 畔上秀人 先生
     キャリアサポートセンター長 小野里光里 先生  
     教育修学支援センター室長(学生主担当) 今竹基一 氏

H27_6thFD01.jpg
教育修学支援センター長(学生担当)西片聡哉 先生

今回の全学FD研修会では、「障がいをもつ学生に対する修学支援について」をテーマに、2016年4月からの障害者差別解消法の施行に伴う本学の対応について、入学、授業、就職における支援の点から関連部署より報告がありました。

本学の対応としては、これまでは組織的な取り組みはなかったため、2016年3月に「障がい学生に対する支援に関する指針」を策定し、それを基準に障がい学生支援に関する連絡会議の開催や学生スタッフ(ノートテイカー、障がい者支援ボランティアスタッフ)の活用なども含め、大学として組織的な取り組みを検討しています。

各部署からの報告は以下の通りです。

H27_6thFD02.jpg

入学センター室長 村松広昭 氏

H27_6thFD03.jpg

教育修学支援センター長(教務担当) 畔上秀人 先生

H27_6thFD04.jpg

キャリアサポートセンター長 小野里光里 先生

H27_6thFD05.jpg

教育修学支援センター室長(学生主担当) 今竹基一 氏

○入学支援(入学センター)

電話やオープンキャンパスでの相談は増加しており、入試におけるこれまでの対応事例が紹介された。入学後の対応としては、入学予定者の情報を教育修学支援センターや保健室など関連部署に連絡する。

○授業支援(教育修学支援センター)

障がいの状態は多様であり、すべてに対応した準備を事前に行うことは困難なため、入学決定後に個別対応となる。また学生の申告の有無によっても対応方法が変わる。成績評価に関しては特別扱いは最小限にとどめる必要がある。また、多様性を前提とした授業計画が必要である。

○就職支援(キャリアサポートセンター)

市役所や支援センターなどの外部機関と連携しながら支援を行っている。該当する学生に対しては、状況に応じて面談を実施するなど、個別に丁寧な指導を行っている。

前の記事へ

次の記事へ

一覧へ戻る

このページの先頭へ