ビジネス・プランニング・コンテスト第20回ビジネス・プランニング・コンテスト 最終結果【経済経営学部】

2022年12月12日

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第20回ビジネス・プランニング・コンテスト(最終審査)が2022年12月7日(水)、京都太秦キャンパスのみらいホールで開催。一次審査を通過した5組がプレゼンテーションで競い合い、最優秀賞に「簡単コンポスト~生ごみを堆肥化して、地球を救おう~」、優秀賞には「都市蜜源を有効活用せよ」が輝きました。

最優秀賞の「簡単コンポスト~生ごみを堆肥化して、地球を救おう~」は、一般家庭や学校給食で生じた生ごみからの堆肥を商品化させるプランです。地球環境に配慮している他、(実際のヒアリングから)事業を取り巻くステークホルダーのメリットにも言及した点が評価されました。優秀賞の『都市蜜源を有効活用せよ』では、ミツバチの「都市養蜂」を提唱。「都市養蜂」がビジネスとしてだけではなく教育の面においても効果的であることを、巧みなプレゼンテーションで説明した点が評価されました。

奨励賞には、「京都の学生のためのボランティアアプリ『学まちボラ』」と「Lazy Glasses (Magic Glasses)」が選ばれました。前者はボランティア活動の活性化を図ることで、学生生活を充実させる提案です。後者は現代生活に潤いを与える商品の輸入販売計画を英語でプレゼンテーションしました。審査員特別賞には、複数人で参加するチームが多い中、一人で少子化問題に切り込んだ「お泊まり保育ホテル」が獲得しました。

なお審査には、本学後援会会長の古川さゆり様、京都学園大学・京都先端科学大学同窓会会長の中村正孝様、京都先端科学大学附属中学・高等学校教頭の山田尊文先生を外部審査員としてお招きし、経済経営学部教員、学生代表を含めた計20人で行いました。

最終審査結果

最優秀賞 簡単コンポスト~生ごみを堆肥化して、地球を救おう~ 持続可能な社会且つ事業化の観点から、一般家庭での生ごみ、落ち葉、などの堆肥化に注目。
優秀賞 都市蜜源を有効活用せよ ミツバチの「都市養蜂」による、提供業者、教育機関、そして未来、への効果を強調。
奨励賞 京都の学生のためのボランティアアプリ「学まちボラ」 ボランティア活動と有意義な学生生活の同時達成に向けての情報発信ビジネスモデル。
奨励賞 Lazy Glasses (Magic Glasses) 現代社会において強まるニーズ、つまり「くつろぐ」に応えるべく光反射原理採択メガネを推奨。
審査員特別賞 お泊まり保育ホテル 「保育園×ホテル」を通しての保護者のためのメンタル・身体ケアサービスを提案。

(上記は一次審査時のプラン名で記載されています)

 

今回のコンテストは、社会の問題を解決したいという広い視点からの意欲が感じられる回となりました。事業収支のさらなる精緻化やプレゼンテーションの仕方に課題が残りましたが、外部審査員からも多くの講評や助言を賜り、学生にとってはスキルアップにつながる良い機会となりました。

同コンテストは「起業したいという学生が本学に本当はたくさんいるのではないか?閉塞感を打破できないか?」という思いから20年前に始動。皆さんのさらなる可能性に期待して、来年度(第21回)も実施する予定です。今回惜しくも上位に入れなかった方も、また応募できなかった方も、次回は奮ってご応募ください。

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(経済経営学部教授 倉田致知)

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