台湾留学レポート開南大学 交換留学レポート2020年度・有本ひかるさん

2020年05月29日

台湾 開南大学に交換留学している有本ひかるさんのレポートを紹介します!(2020年2月~2020年7月)

5月分

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最初は1ヶ月が経ったと感じていたのがもう残り後1ヶ月しかないと感じるようになりました。この1ヶ月では自分の中でもたくさんのことがあったし、自分の周りでもたくさんのことがあって今までにないくらい濃い時間を過ごしたのではないかなと思います。台湾人の友達からは、発音や会話が続くことに対して上手になったと褒めてもらえてすごく嬉しいけど、自分の中ではもっと話せるようになりたい気持ちは常にあって周りの交換留学生も普通に会話しているのを見ると自分はまだまだだなと思います。先生の言っていることが理解できるようになってきたけど、まだすぐに答えられなかったり友達に教えてもらったりしているのでもっと自分が受け答えをしていけるように残りの時間でもっと会話をしていくようにしたいです。自分自身で勉強もしていますが、実際友達と話すことでその単語の発音や使い方も早く理解できるので友達と出かけたり、一緒にご飯を食べたりして時間を作っていきたいと思います。

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また、自分がバレーをしていることで他の大学の人と一緒にする機会がありいつもと違うバレーの楽しさを感じることができました。原住民の人たちも来ているので、現役時代の時のような感覚の中でバレーをしていました。開南大学のバレー部の中でも上手い人は多いですが、原住民の人たちはもっと上手いのでそんな方たちと対戦できるのはなかなかない経験だと思うし、現役の時のように勝つためにどう攻めるのか考えながらバレーをするのがとても楽しいです。自分は全然うまくないけど、バレーをしていたからこそできた体験だと思うのでバレーをしていてよかったし、誘ってくれてよかったです。また、この環境は日本語にほとんど触れず中国語での会話が当たり前なので言語を伸ばす環境もいいので帰国までにたくさん参加できたらいいなと思います。

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先日、台湾の遊園地にも行きました。日本の遊園地とは違って、乗り物だけでなくその地域の実際の文化に触れることができたりしました。自分はすごく絶叫系が大好きなのでまた違った怖さもあってすごく楽しかったです。原住民の踊りも見ることができました。原住民と交流ができるは台湾ならではだと思うし、授業の1つで映画を見る授業があるのですが、いくつかの様々な映画を見た中で昔の日本と台湾の争っている映画も見たので、関わっている台湾人のみんなはすごく優しいと感じました。慣れない日本語で説明していただき、試食や試飲もたくさんさせていただきました。食にも慣れてきたのですが、普段食べている台湾のご飯とも少し違っていたので面白かったです。

まだまだ行きたいところもあってたくさん予定も立てているのですが残りの時間も徐々になくなっているので、1日1日を大切にしてこの留学が少しでも自分の糧になるようにしたいと思います。

4月分

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台湾に来てから約2ヶ月が経ち、台湾での生活や食事の面でも以前より慣れてきました。この1ヶ月では、他の交換留学生の子が強制帰国になり自分たちの学校でも帰国の連絡が来るのではないのかと少し怖い部分もありましたが、もしそうなった時でも自分が過ごした時間の中で後悔していることがないようにしたかったので、毎日無駄のないように過ごしました。授業の面では、友達が強制帰国したことにより自分1人で受けている授業もあります。でも、遊びに出かけた後でも少しは中国語に触れて寝るようにしていたので、まだ全てが理解できなくても先生の言っていることが他の友達の通訳なしに理解できるようになりました。また、自分から間違っていてもいいので覚えた単語や文法を使って話すようにしました。

自分が台湾に来る前に中国語の授業を少し受けましたが、その時は自分の発音ができないことに自信が持てず大きな声で発音できなかったりしましたが、台湾人は間違っていることなど気にせずに正しい発音をできるまで教えてくれます。それは、友達や先生だけでなく、学食の店員さんや事務所の方まで教えてくれます。何度も発音しできると、すごく褒めてくれるので嫌な気分にならずに逆にもっと頑張ろうと思えます。些細なことかもしれませんが、そのような部分で台湾人の優しさをすごく感じます。1度台湾に来たことがあるのでその時も凄く優しさを感じましたが、改めてたくさん感じました。自分で勉強することも大切だとは思いますが、自分1人でするよりもたくさん話してその時に分からないことを解決していくと次の時に話せたりするので、もっとたくさんの人と交流して身につけていけるように頑張りたいと思います。

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そして、期中試験もありました。今までの授業で習ったことが範囲になるので毎日復習していたおかげで記述の面ではほぼ満点を取ることができました。でも、1つだけ間違っていることが多かったのでその部分はまだ自分の知識として完璧では無いということだからテストもしっかり復習したいと思います。そして、会話のテストでは聞かれた質問に対して答えることはできてもすぐに返答できずにまず1度頭の中で日本語に変えて考えて答えていたので、その部分をもう少し早く答えていけるようにしたいと思います。

また、先ほど台湾人は優しい人ばかりと話しましたが、その優しさをたくさん感じることができた日がありました。いつも自分に中国語を教えてくれている台湾人の子と数人で遊びに行くことになったのですが、その日はその子のご両親が会ったこともない自分をたくさんの場所に連れて行ってくれました。もともと私が行ったこと無いところに連れて行ってくれる予定だったのですが、ご両親のお仕事がお休みということでわざわざ車を出して1日中連れて行ってくれました。そのおかげでなかなか行くことのできない場所やその場所で有名な食べ物を食べたりすることができました。また、たくさんご馳走もしてくれました。

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見知らず自分にここまでしていただけるのは本当に優しい方だと思い、私にしていただいた親切の数々には及びませんが、友達に手伝ってもらいながらお手紙を中国語で書きました。少しでも感謝の気持ちが伝わればいいと思うし、この家族だけでなくみんなが日本に来た時も私がたくさんのおもてなしをしたいなと思いました。他には、大学内で学科ごとに競う球技大会のようなものにも参加し、自分が参加したバレーボールと野球では優勝することができました。バレーボールでは、賞金としてもらったお金で打ち上げもしました。

自分の好きなスポーツで結果を残せたことはすごく嬉しかったです。残りの2ヶ月は、これまで以上に早く過ぎると思うので、たくさんの場所に遊びに行き、みんなとたくさんの思い出を作りたいと思います。

3月分

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私は、台湾に着いてから大学の寮で2週間の自主隔離をしていました。2週間の自主隔離中では外に出られないことが辛かったですが、隔離が終わってからはすぐに授業も始まるので2週間の隔離の時間を無駄にしないよう自分なりに勉強をしました。台湾に来る前から中国語の勉強をし、また学校にあることカフェにも行っていたのでことカフェで中国語を教えてくれていた台湾人の子に連絡をして分からないところは教えてもらいながら勉強していました。この2週間はすごく長く感じた2週間でしたが、隔離が終わってからの時間はあっという間に過ぎているとすごく感じています。

授業では、当たり前ですが全てが中国語です。いざ授業を受けてみると自分が思っていた以上に早い中国語での授業で初めて受けた授業が終わった後の感想は、さっぱり分からないという気持ちがあったと同時に、自分だけが取り残されているように感じたのでその分頑張らないといけないと感じました。半年という短い時間でも物にしたい、将来に繋げたいと思っていたので授業の予習復習をしっかりするようにしました。特に復習をしっかりし、授業は毎回録音し少しでも中国語に慣れるようにしました。その甲斐もあって少しずつではありますが、先生が言っていること全て分からなくても聞こえた単語単語で理解できるようになりました。

でも、理解ができるようになってきたのは自分の努力だけではありません。先生が分からない日本語を使って教えてくれたり、英語で伝えてくれたり何も分からない時には先生の方から声をかけて教えてくれました。半年前から来ている交換留学生とも自分は差があるので、今回来た交換留学生だけを授業終わりに中国語のサポートをして個別の授業をしていただいたりしました。この先生の気遣いを無駄にしないように残りの時間を過ごしていきたいと思います。

また、授業だけではなく台湾人の友達も日本人の友達もたくさん作りました。日本人の友達ができたことで台湾人の友達と繋がっていき、食堂で一緒にご飯を食べたり、放課後にバレーをしたりしています。また、週末にはみんなでBBQをしたり買い物に出かけたりしました。また、3月25日には自身の誕生日を迎えました。その日は、隔離が終わってまだ10日しか経ってなく、私と出会って間も無いのにも関わらず美味しいご飯に連れて行ってもらい、ケーキまで準備してくれました。海外で誕生日を迎えることはなかなかない経験だったので、今でも鮮明にその誕生日のことを覚えています。改めてみんなと本当に出逢うことができてよかったなと思いました。誰もが自分が分からないことや中国語で話した時に間違っていると丁寧に教えてくれて、ラインなどのやり取りも中国語でしてくれます。なので、授業の理解にも繋がるし授業で分からないことも教えてくれるので、少しずつではありますが自分でもわかるくらい前よりも成長出来ているなと感じています。毎日授業が終わったら寮に帰るのでなくバレーをしたり、友達とご飯を食べに行ったりしているのですごく充実した毎日を過ごしています。オススメのご飯屋さんに連れて行ってもらった後にまた別のお店を教えてくれるので、たくさん行きたい場所もあってこの留学に来てすごくよかったなと感じる毎日です。コロナの影響で日本に強制帰国になって帰ってしまった友達もいる中で自分はまだ残れているので、帰った子たちの分まで頑張り、次会った時にはみんなで中国語での会話ができるように頑張りたいと思います。また、台湾人の優しさにもたくさん触れたくさんの交流もできているので、この交流を大事にしながら成長していきたいと思います。

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