京都先端科学大学

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『花とみどりを広げるみつばち市民講座』第1回を開催しました

更新日:2016年3月1日(火)
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10月9日(木)、今回で4シリーズ目となるみつばちの講座を京町家キャンパスで開催しました。
(中京区役所、京・みつばちの会、京都学園大学共同主催)
開催時間の午後6時前には雨が降りだし、お足下の悪いなかご来場いただいた34名の参加者の方に御礼申し上げます。
また、講演後の質問コーナーには多数の熱心なご質問をお寄せいただきありがとうございました。
アンケートのご感想も次回以降の新柳居市民講座に反映させていただきます。
第1回の講師3名には、お一人25分ずつお話いただきました。

 

バッチ

・「育てて使う~スローなハーブライフはベランダから~」/ハーブティ・アロマ雑貨専門店「ぷくすけ」オーナー 高山 清美氏

 

ハーブとは、何か?から始まった高山さんの講演では、ハーブの効能や使い方、育て方についてお話いただきました。
レモンバーム、ローズマリー、フェンネルといった代表的なハーブにまつわる各エピソードも紹介されました。
イギリスで作られた若さを保つローズマリーの逸話にもあるように、植物のもつ薬効を利用できるものがハーブとのことでした。
家庭で育てる方法も詳しく紹介され、実際に育てられている参加者の方から高山さんに熱心な質問が寄せられていました。

「まちなかに「里山」を作る」/株式会社セントラルフルーツ 常務執行役員 弘 敏二(ひろ としじ)氏

 

セントラルフルーツが全国のデパートなどに出店している青果ブランド「八百一」と、八百一本館の3Fにある「六角農場」について、弘さんのお話からは食と農業について根本から考えておられる姿勢と情熱が伝わってきました。
八百一では「農業と消費者」との交流をはかって、青果の表示をあえてせず、お客さんに質問してもらうようにしているのだそうです。
六角農場では、収穫体験を含む食育が行われ、近隣の小学校が熱心に訪れているということでした。

「和の花を守り育てる取り込み~まちなかに小さな緑のネットワークを~」/公益財団法人京都市都市緑化協会 企画総務課長 佐藤正吾氏

 

和の花といえば、源氏物語千年記での藤袴が想起されます。
佐藤さんには、京都府レッドリスト2013年版で、「絶滅寸前種」とされる藤袴と、葵祭の象徴的植物である「フタバアオイ」を例に、都市緑化協会の取組についてお話いただきました。
レッドリストにはないフタバアオイも、葵祭りでは府外からの購入で補っているそうです。このような「京都らしい緑」、「都市の生物多様性」のためにも和の花を守り、育てることの意義があるとのことでした。
和の花の保全には、藤袴プロジェクトのような大きなキャンペーンだけでなく、鉢・プランターの小さな緑の育成でも都市の環境改善に役立ち、栽培を通した交流を生んだり、地域の活性化にもなっているそうです。
KESエコロジカルネットワークの説明会や栽培実習を通して、市民が希少種の保全の留意点を勉強する機会があることも紹介されました。

みつばち講座・第二回、関連講座のご紹介

本学の坂本文夫先生からは、今回の内容はみつばち講座の趣旨と離れているように聞こえたかもしれないが、みつばちと自然環境は非常に密接な関係がある、という点が強調されました。
坂本先生は次週、10月16日(金)にお話しします。

 

第2回みつばち講座の告知ページはこちらです。

 

※関連して、10月17日(金)は、緑化協会理事長で、本学バイオ環境学部教授 森本幸裕先生が「雨庭のすすめ」を講演します。

 

『都市と自然に関する研究へのいざない』講座の告知ページはこちらです。